2013年12月12日

『桃音しおんのラノベ日記2 恋と夏休みと修羅場進行』

あさのハジメ 先生が贈るラノベ業界の裏側に迫る(?)青春ラブコメ、第2巻は新作の
挿絵担当に驚かされ、〆切は前倒しされ、で修羅場を迎える“アユム”たちを描きます。
(イラスト:たにはらなつき 先生)

http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/90008?id=9818/27368#27615


「モモ先生のラノベQ&A」の本音トークぶりがステキです。本編でもスケジュール進行
とか、受賞に至るまでのあれこれ、取分け運・不運が関係してくるどうしようもない事情
など様々な「あるある」エピソードが絡んできて赤裸々な雰囲気が前巻同様出ております。

赤裸々なのは“アユム”周辺の女性陣に発生するシチュエーション的、イラスト的にも
同じことが言えます。そこがまた あさの 先生らしいとも言えますし、たにはら 先生
だからこそ、とも言えるかと。まぁ、ラッキースケベはお約束ということで。

思わぬ形で二人三脚を組み、作品を世に送り出すというプロセスを共有することになった
“アユム”たちが時に意思を汲み取りあい、時に意思をぶつけ合うことで成長していく
様子が窺えるのが見所。それを見届けた「彼女」の選択、決意がどう影響するか注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル