「オーバーラップ文庫」にて 田尾典丈 先生が贈るのは寓話「金の斧」の要素を絡めた
三位一体ドタバタラブコメ。幼馴染を含む三人娘に翻弄される少年の非日常を描きます。
(イラスト:ピロ水 先生)
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http://over-lap.co.jp/%E5%83%95%E3%81%A8%E5%BD%BC%E5%A5%B3%E3%81%A8%E3%82%AB%E3%83%8E%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%81%A8%E3%81%8B%E3%81%AE%E3%81%98%E3%82%87%EF%BC%91/product/0/9784906866496/?cat=BNK&swrd= 】
幼馴染である“社”を召使いの如く扱う“黒恵”が公園の池に落ちて、そこにおわす一柱
の女神から“黒恵”によく似た2人の少女“金恵”と“銀花”を推しつけられる・・・って
ダジャレかよ! という軽いジャブ打ちから話は進んでいきます。軽めなノリです。
“社”にあからさまなアプローチを仕掛ける“金恵”と“銀花”を前に気が気ではない
“黒恵”ですが、何やかやと一緒に居れば情も移るというもの。彼女たちが存在する意味
と繋がり知ったとき、ある決断に踏み切ります。この展開は好ましくて良かったです。
“黒恵”が“社”のことを奴隷のように扱うのにはワケがある、という裏があったのも
ポイントでしょうか。これが無かったらせっかくの可愛い女の子が台無しになりますし。
目下、気になるのは「天秤が釣り合わなくなったのか」ですが、次巻以降の展開待ちで。
posted by 秋野ソラ at 00:15
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