2013年10月22日

『ブラック・ブレット6 煉獄の彷徨者』

TVアニメ化が決定した 神崎紫電 先生の大人気近未来ヒロイックアクション、第6巻は逃走
を続ける“蓮太郎”と“火垂”が様々な思惑をはねのけて遂に事の真相へと辿り着きます。
(イラスト/鵜飼沙樹 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866008-2/
http://www.black-bullet.net/


近年、稀に見るダークさと展開のシビアさを見せる本作をアニメとしてどう魅せてくれる
のか気になる所ですが、今巻でもその趣きは変わりません。これまで続いてきた逆境の数々
を踏まえての“火垂”のセリフ、そして 鵜飼 先生の挿絵が極大の悲哀を誘います。

度重なる刺客との激戦に辛勝し、「五翔会」の陰謀も少しずつ明らかになって希望の光が
見えてきたかと思えばかつての戦友に得物を向けられ、と泣きっ面に蜂な“蓮太郎”の
苦心を“多田島”が苦悩の末に汲み取ったのには思わず歓喜の声を上げたくなる程でした。

今回の騒動においても犠牲は数多く付き纏いましたが“蓮太郎”の行動が報われた点には
救われた、という思いが強いです。これまでの想いの反動もあってか、“木更”に対して
一つ線を越えてしまった“蓮太郎”の選択が互いの生き様にどう影響するのか、注目です。

posted by 秋野ソラ at 01:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル