倒したと公言する4人の勇者の中から本物を突き止めるミステリアス・ファンタジーです。
(イラスト:ぎん太 先生)
のは4人。騎士“レデリック”、聖女“ジュセル”、魔術師“ガダフ”、傭兵“ダリオン”。
その内の1人が役割を果たす未来が現実となるも、それを成し遂げたのが誰か分からない。
英雄王“アルフ”の末裔にして魔族に寝返った“ユーサー”。性別も違えば相性も最悪な
でこぼこコンビが、なんだかんだ言いながら勇者たちの嘘を暴いていく所が面白いです。
ですが、温和なウェインI世も何か曲者っぽい感じがしますし、“ユーサー”の過去も気に
なります。どんなどんでん返しを用意してくれるのか楽しみにしつつ刊行を待ちたいです。