諸星崇 先生が「オーバーラップ文庫」から世に送り出すのはファンタジー&タイムリープ
戦記、ということでイラスト買いをさせてもらいつつ最後まで読ませていただきました。
(イラスト:パセリ 先生)
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http://over-lap.co.jp/%e6%99%82%e6%b8%a1%e3%82%8a%e3%81%ae%e3%80%88%e7%b4%85%e5%a5%b3%e7%a5%9e%e9%a8%8e%e5%a3%ab%e5%9b%a3%e3%80%89%ef%bc%88%e3%82%b9%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%ac%e3%83%83%e3%83%88%e3%83%bb%e3%83%8a%e3%82%a4%e3%83%84%ef%bc%89%ef%bc%91/product/0/9784906866295/?cat=BNK&swrd= 】
“ルーシア”たち「紅女神騎士団」が属する「ヴァンデール帝国」。その上層部の一枚岩
ではない思惑がひしめく現状にあてられた彼女たちが、歴史再現ではなく自分たちの信条
に則って行く道を選ぶ姿は何とも凛々しいものがあります。
過去に飛ばされても逞しく生き、「セイムローザ」の王女“セレネ”から示された救国の
願いに応えるべく準備を進める“ルーシア”たちの様子が、緊張感のある日々のはずでも
どこかほのぼのとした雰囲気があって微笑ましく感じるものがあります。
「セイムローザ」という国の実情、更には“セレネ”の不遇さに気づいてからの決意の
表れと結果を示す姿は雄雄しく、勧善懲悪のような展開もあってスカッとするものが
あります。過去の改変が未来にどう影響するのかが気になる話の導入かと思います。
posted by 秋野ソラ at 01:03
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