2013年09月08日

『六畳間の侵略者!? 14』

健速 先生が贈る人気シリーズ、通算16冊目は“静香”回の後半部分と言える挿話から
“エルファリア”と“孝太郎”との昔話へと続く「拠り所」を描く短編構成の物語です。
(イラスト/ポコ 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/488.html


親を失ったという同じ境遇にあるからこそ“静香”が抱える孤独に気がつける。その逆も
また然り、ということで互いの隙間を埋められる存在と認識してからの“静香”は年相応
の女の子になりました。“アルゥナイア”のせいで体重はその限りではありませんが。

そんな彼女が気にかける“藍華”も孤児という背景から“孝太郎”との繋がりを、呪いの
ような縛りでもいいから持ちたい意思表示。それを見て受け入れるだけではなく救いの手
を差し伸べる必要があると悟った“孝太郎”が他人の人生を背負う気概で応えます。

見る人から見れば恋人同士のように見える“クラン”と“孝太郎”との縁。若かりし日の
“エルファリア”の生きる道と「フォルトーゼ」の進む未来を後押ししたのが彼だった
というエピソードも素敵です。短編集のようで話は繋がっている構成の妙が光ります。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル