2013年09月04日

『アリアンロッド・サガ・リプレイ(11) 世界終焉のメシア』

菊池たけし 先生/F.E.A.R. が贈る 『アリアンロッド・サガ・リプレイ』 無印シリーズ、
クライマックス直前で明かされる世界の真実が“ピアニィ”たちを驚かせ、震撼させます。
(イラスト:佐々木あかね 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=301304000215


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  ナヴァール:ともかく、聞かせたくない話だけよけて、起こっている事象を正確に
        伝えたということでいいかな。
  GM:OK。ナヴァールの説明を聞くと、フェリタニアは悲しげな表情を見せる。
     「・・・・・・そう、とても大変な事態になっているのですね」
  アル:元凶はお前なんだよ・・・・・・っ!(笑)
  ベネット:殴りたくなる・・・・・・っ!(笑)
  ナヴァール:まあまあ、この時代のフェリタニア様は、我々が出会ったフェリタニア
        とはちがうようなので、我慢するのだ(笑)。
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ということで700年前の「フェリタニア統一帝国」に訪れた魔族による危機を救う切り札と
して召喚された“ピアニィ”たちが“ウルフリック”と“フェリアニア”と邂逅を果たす
ところから始まりますが・・・確かにこれ、別人ですね。その理由も明らかになりますけど。

他にも「ナヴァール」が略称だったこととか、“ウルフリック”が最近気にしていること
とか、「神官から殺せ」というあの言葉の出所とかも分かりますが、それはそれとして
「あの御方」が“フェリタニア”になるまでのGM陣の苦悩も垣間見えるのが面白いです。

出目の悪さを言及した“ピアニィ”に馬鹿にされたかのように感じたり、クリティカルが
出たと思えば《パリペイティア》で振り直しをさせられたり、と不憫な 菊池 先生がGMを
務める「無印」も次巻が最後ということで胸が躍るやら寂しいやら、複雑な胸中です。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル