2013年09月03日

『グランクレスト戦記1 虹の魔女シルーカ』

『ロードス島戦記』25周年という時を迎える中、水野良 先生が新たに世に送り出す一大戦記
ファンタジー。放浪の騎士と孤高の魔術師の出会いが生み出す叙事詩の始まりを拝読です。
(イラスト:深遊 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=301304002756
http://grancrest.jp/


紙幅にして400ページ近く、情報量もそれなりにあるハズなのに結構サクサク読めたのは
凄いな、とまず思いました。昨今、戦記モノが増えつつある中で群を抜く秀作であろうと
言及するに十分な内容だと思います。TRPG側の動きに早くも期待が高まるところで。

混沌の世に思うところある“シルーカ”の強い信条と強引さに振り回される“テオ”が
彼女の機知を問答無用で受け入れることにより自身の夢を叶えるための足掛かりを作って
いく過程はまさに夢のような出来事。もちろん、上手くいかないこともありますが。

そんな時に見せる“テオ”の彼らしい意志の強さが“シルーカ”に無いもの、ということで
次第に惹かれていくところも注目です。過日、逝去された ヤマグチノボル 先生も本企画
に参加予定であった、とのことで悔やまれますが次巻以降も楽しみなのは間違いないです。

posted by 秋野ソラ at 00:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル