仁木英之 先生が贈る恋と怪異の物語。きゅうこんの謎に迫る少年が辿り着く結末や如何に。
(イラスト:丸新 先生)
【 http://ocelot.product.co.jp/products/kyukon/index.htm 】
“基樹”には“楓”、“茉樹”には“林太郎”が告白し、そのまま恋人関係になるという
転機が訪れます。“基樹”と“茉樹”の微妙な距離感は残したまま。
という少女と「きゅうこん」というキーワード。それを契機に垣間見えてくる“茉樹”の
奇妙な言動、不思議な現象が“基樹”の頭を悩ませていきます。
です。一線を超える描写があるのは昨今見てきたライトノベルの中でも珍しいほうか、と
感じたりもしました。一般文芸との差はさほどないのかも、と認識させられた作品です。