2013年08月16日

『ヴァルキリーワークス2』

逢空万太 先生が贈る二人で一人の合体ヴァルキリー物語、第2巻は赤い髪が映える
新たな戦乙女“シュヴェルトライテ”の登場が騒々しい日常生活をより賑々しくします。
(イラスト:蔓木鋼音 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797374223.html


“シュヴェルトライテ”の口調を見ているとどうしても『深山さんちのベルテイン』のこと
を思い出してしまいますので「GA文庫」編集部は早々に第3巻を出すように・・・という話は
ひとまず横に置きまして。彼女もちょっと残念なヴァルキリーとして登場を迎えます。

何せやること為すこと裏目に出まくってますからね、彼女。とは言えそこが今回出てくる
強敵への対抗策に繋がるのですから相変わらず何が伏線になるか油断も隙もありゃしない
といったところです。逢空 先生の本領発揮、とも言えましょう。

「合体」に関しての制約ですとか、応用が利く部分も見られ、ますます“理樹”の存在が
謎を帯びてくる中、事の背景を見るにどうやら“フェルスズ”にも何やら隠された要素が
見え隠れしてきました。当面は“ロスヴァイセ”の扱いをどうするかに掛かりそうですが。

posted by 秋野ソラ at 00:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル