2013年08月09日

『鳩子さんとラブコメ4』

鈴木大輔 先生の直球ラブコメ、急転直下を迎える最終巻は平和島財閥総帥“源一郎”より
後継者指名と“杏奈”との結婚指令を受ける“隼人”が“鳩子”へ最後の戦いを挑みます。
(イラスト:nauribon 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201208000051


例えて言うなら「99%のツンと1%のデレ」、といったところでしょうか。“鳩子”さん、
ちょっとその想いは読みきれないよ、ということで「してやられた」感がハンパないです。
昔はM気質だったという彼女をドSに変えた“源一郎”の影響力って一体?・・・みたいな。

その“源一郎”が突然現れて何をするかと思えば、“隼人”を後継者指名するにあたって
自分が直接鍛え上げるという意思表示。その手始めとして学園の解散、つまりは廃校を
目論むから何とかしてみせろ、というのですから実に豪放な傑物であります。

その課題に対して“杏奈”と力をあわせて答えを提示できるあたりはやはり良いコンビなの
だろうと思います。その成長ぶりも“鳩子”さんの思うつぼだと言うのだから空恐ろしい。
ともあれ、これからも賑やかに未来へと邁進するであろう3人に幸あれ、であります。

posted by 秋野ソラ at 00:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル