秋田みやび 先生/グループSNE が贈るアンチ王道リプレイ、第3巻は息も合い始めた感の
あるパーティーが“リディウス”の思惑もあっていきなり分裂騒動。GMもPLも大混乱です。
(イラスト:戸部淑 先生)
【
http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=301304000218 】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
リディウス:今日からこの隊のリーダーはヴィートだ。じゃあな!
ニノン:何でぇえ!? どゆこと?(汗)
リディウス:兄貴と顔を合わせたくない。それに、個人的には下の兄貴のことは
許せないから、ヤツの首根っこは押さえに行きたい。というわけで、
俺は旅立つ。
ニノン:えぇえええっ! こんないきなり!?(混乱)
リディウス:だって、兄貴がこの村に来るんだろ?
GM:(ああああ・・・・・・これがあるから、わざと駐屯地で神官戦士が軍の人たちを
接待して、その間に一行に会わせたい人とか持っていきたい話があったんだけど。
ま、もうしょうがない。野となれ山となれだ。一番窮屈ルート・・・・・・というか、
その前にリディウス離脱!? どうすんの!?)
ヴィート:うーん・・・・・・これは、強く引き止めるべきか、見送るべきか。
GM:見送るんですか!
_____________________________________
実はコレ、パーティが3つに分裂するかの瀬戸際というシーン。GMの思惑とは違う結果を
PL側に導き出されたりするのはままあることかと思いますが、流石にここまでバラバラな
行動を取られると管理しきれない、というGMの焦りぶりがにじみ出ている場面でした。
分裂状態の中で“ネダ”と“セルヒオ”が腹黒ウサギこと“ギザレット”から受けた「軍」
からの指令。“カルネイラ”教官からの話と合わせるまでもなくきな臭い内容であることは
明白で、どうしたらそれを覆せるかと皆合流して知恵を絞ります。流石はアンチ社会系。
旅の途中で出会った“ダスダス”と共に「月硝国ユーシアニ」を訪れた一行。“ユル”を
追い詰めることに成功したものの、七つの神器の一つ《月硝》はどこでどうしているのか
気になる展開。“リリャン”との取引が事態を好転させる鍵となるか、注目したい所です。
posted by 秋野ソラ at 00:02
|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
ライトノベル