上総朋大 が贈るファンタジー戦記シリーズ、第2巻は「帝国」最強の将軍と超長距離武器、
その影にちらつく天竜姫の軍師“ユミカ”の策謀と“シエル”の危機的状況が続きます。
(イラスト:庄名泉石 先生)
【
http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201212000226 】
「巨乳村」にも関わっていた 庄名 先生だからこそ、“ミオ”が“エナ”を攻める扇情的な
場面の挿絵指定にも十二分に応えてきます。流石の一言。“シエル”に対する“ミオ”の
好感度が高まっていく様子も上手く描けていると思います。
新たな窮地とそれを打破する演出を魅せるために描かれた“マギー”の失策と汚名返上の
契機。彼女自身の成長と共に「フレリカ王国」という組織としての結束を促すことにも
繋げることが出来た展開として素直に受け入れられるところであります。
「帝国」の“ユミカ”、「皇国」の“アレイア”、「王国」の“シエル”と軍師同士だけ
ではなく国の情勢としても三竦みの構図へともっていくために必要な国と国とがより一層
強くぶつかり合っていく予感がする流れに注目していきたいと思います。
posted by 秋野ソラ at 01:21
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