100パーセント突然書かれた小説、として登場した450ページ弱の短編集を拝読しました。
(イラスト:VOFAN先生)
【 http://www.bookclub.kodansha.co.jp/kodansha-box/topics/nishio/ 】
読了までに。女性陣が勢揃いなので「阿良々木ハーレム」と言ってもいい彼の人間関係には
驚かされますが・・・一体どうなっちゃったの? と思わざるを得ないラストが気になります。
1年にも満たない遷移であること、更にはその中で数々の「物語」に、そして怪異に触れて
きたのだと思うと改めて濃密な時間を過ごしているのだということを再認識させられます。
の特徴を色濃く反映しているのも興味深かったです。怪異かと思いきや・・・という後日談の
数々もテンポの良い話運びに繋がっていて、これはこれで面白いと感じました。