2013年05月15日

『うちのメイドは不定形 2』

2010年6月10日の第1巻から約3年。森瀬繚 先生、静川龍宗 先生の共著で贈る、シリーズ
第2巻が遂に登場。不定形メイド“テケリ”さんとご主人様の物語、続きをとくとご覧あれ。
(イラスト: 文倉十 先生)

http://www.php.co.jp/smash/books/2013/04/post-32.php


あー、やっぱり“テケリ”さんはかわいい。これだけ癒されるキャラクターは中々いない
と再認識させられたところです。“ちびテケリ”さんにも色々と個性が出てきてそちらも
見どころの一つではないかと思います。文倉 先生のイラストと共に。

“トオル”にあんなことがあってからの日常を、彼の視点と“あさひ”視点を織り交ぜて
進めていく中で今巻の鍵となる人物、彼の母“ミツキ”が登場。2人の言動から見てとれる
奇妙な家族関係が物語を少しずつ、そして決定的に動かしていきます。

想定外の事態に共闘する“トオル”と“あさひ”。・・・まさか「そこ」で分かり合えるとは
別な意味で思いも寄らず(苦笑)。解決のために告げた“トオル”の真実も衝撃的でした。
気になる引き際に「3巻はまだですか?」と 黒史郎 先生と同じく刊行を切望する次第です。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル