「裏切り者」を探すべく、トップ(?)エージェントが潜入活動する様子を描きます。
(イラスト:白味噌 先生)
舞台裏の矢野:・・・・・・練習って何するんだ?
GM:「私が担任の先生になりますから、緋蜂さんは転校生として挨拶してください」
紅:わかりました! ばっちこい!
一同:・・・・・・?
GM:「では始めましょう・・・・・・ガラガラガラ(←教室の扉を開ける音)──
(教師になって)みんなおはよう、今日は転校生を紹介するぞ。緋蜂、入れ」
紅:はい! 黒板の前まで歩いて・・・・・・こんにちは!
GM:「じゃあ緋蜂、自己紹介をしてくれ」
紅:わかりました! ──転校生の緋蜂紅です。スパイをしています。
GM:霧谷は無表情に手元のブザーを鳴らします。ブッブー。
舞台裏の天:コントじゃねえか!(一同爆笑)
舞台裏のあづさ:(苦しそうに)なんだこれ・・・・・・なんだこれ(笑)。
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飛び抜けたセンスにやられて笑うことは避けられませんので、ぜひ公衆の面前では読まない
ことを推奨しておきます。何度笑わされたか数えるのも億劫になるくらいです(笑)。
演じる“秋雨”、PCたちに加えてNPCたちも何かしらの秘密を抱えていて、それが少しずつ
明らかになるにつれて互いの関係も変わっていく、という面白い仕掛けのセッションです。
保証します。何といっても 片岡あづさ さんの名演技が光ります。『アカデミア』のときも
そうでしたけど、こちらもセンスに溢れてます。次巻への引きも見事で刊行が楽しみです。