2013年05月06日

『俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録<アポカリプス>!? 8』

どの世界、どの人種に限らずヒロインを助け続ける“烈火”の冒険を描く なめこ印 先生の
物語も第8巻を迎え、過去最大となる4人のヒロインをまとめて救いにかかります。
(イラスト/和狸ナオ 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/468.html


すでに終わってしまった“リュン”の物語にどう救いをもたらすのか、といったらそれしか
ないですよね、といった話運び。“エリシア”や“澪”の物語も破綻してしまったので
どうしようもなく失敗した、ということにもなるかと思います。今回の件については。

そういった諸々を考慮して表に裏にと動いた“ナルテシア”が曲者でした。“烈火”も土壇場
でよく交渉できたものだと思います。彼に一本取られた彼女もいずれ何かしらの形で彼の
血筋に関係してくるかも知れないなぁ、とか思いました。心情の変化も見られましたし。

今回の作戦を遂行するにあたり“アール”が何かと意味深長な助言を彼に与えていたのが
気になるところ。“ハリッサ”も凱旋(?)を果たして浮かれるのはまだ早いのでは、なんて
裏読みやそろそろ修羅場などを考慮したくなる顛末を経て、次巻へと続いていきます。

posted by 秋野ソラ at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル