2013年04月14日

『アリアンロッド2E・リプレイ・ヴァイス−2 ひたむき少女と白亜の迷宮』

久保田悠羅 先生/F.E.A.R. が贈る白き薔薇の物語、第2巻は「純白の刻印」が現れた妹
“セシリー”の衰弱を止めるべく薔薇の武具を求めて“プリム”たちが動き始めます。
(イラスト:かぼちゃ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201207000055


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  GM:ひとりは三人とも知っている人物だ。赤い神官服に身を包み、ヘビーフレイルと
     エレメンタルシードを構えている。そう、ジェイス・ロウだ。
  ジェイス:ふっ(笑)。
  プリム:えっ? なんでジェイスさんがここに?
  GM:そんなプリムの疑問に答えるようにアナウンスがこう告げる。
     『なお、このエキシビジョンマッチには神殿のご協力もあり、グランフェルデン
     王国を救った英雄おふたりに参加していただくことになりましたっ!』
  プリム:グランフェルデンの・・・・・・英雄?
  GM:『ご紹介いたします! ジェイス・ロウ、そして──』
  ???:オレでぇ────すっ!!
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セッションの進行状況と現実のスケジュールが奇跡的に合致する、というまさに紙一重の
行動を見せたゲストプレイヤーの乱入が熱い。ダイス目も期待を裏切りませんでしたし。
“プリム”たちも格上相手に大健闘したと言っていいと思います。

そしてもう一つの目玉としては、NPCながらも遂に初顔合わせとなった“シェフィル”との
出会いがありました。やがて訪れるであろうPvPに向けてどういった仕掛けが施されるのか
注目したいところです。レベル差をどう埋めるのか、とか。

「神殿」「ネオ・ダイナストカバル」そして「ゾハール教団」の動きがPC間にも明らかと
なり、更には「薔薇の刻印」の呪いについても思わぬところから知られる由となりました。
待ち受けるのは本当に悲劇のみなのか、運命を紡ぐ物語の続きに注目したいところです。

posted by 秋野ソラ at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル