2013年04月05日

『氷結鏡界のエデン11 最終双剣‐ユミエル・ノイズ‐』

細音啓 先生が贈る重層世界ファンタジー、第11巻は天結宮内に突如現れた幽幻種そして
異篇卿“イグニド”。異篇卿が告げる世界の真実と選ぶべき未来への選択肢とは如何に。
(イラスト:カスカベアキラ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201211000456


いろいろな人々がそれぞれのやり方で千年という時の流れを超えてきた、ということが
登場人物の間にも広く知られる形となりました。更には“イリス”と「イリス」の物語が
本作と完全に繋がり、再び世界を救う鍵となりそうな展開が興味深い。

また、今回“イグニド”が天結宮へ乗り込んできてやりたい放題なことからも分かるように
“ユミィ”と同じでありながら異なる存在であることだけは明示されました。あとはなぜ
そんなことになってしまったのか、ということですが・・・。

今後の刊行スケジュールからすると、まず「イリス」の物語にケリをつけるのが先との
ことで何とも長い間おあずけを食らうことになりますが、「イリス」の物語自体も面白い
流れを見せていますので、まずはお手並み拝見と洒落込もうかと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル