2013年04月02日

『新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録 下』

葵せきな 先生が贈る大人気シリーズの後日談。下巻はついに“火神”の本性があらわに。
新生徒会になってもハーレム王を目指す“杉崎”はハーレムルートに辿り着けるのか。
(イラスト:狗神煌 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201208000054


恵まれすぎる容姿ゆえに他人とのいざこざを生んでしまう“日守”。彼女の悩みの本質を
見抜いて見た目も中身もひっくるめて大好きだと告げた“杉崎”の気持ちが届いてからの
彼女はとても可愛らしいです。・・・思考回路はちょっと残念なのが玉に瑕ですけど。

そして一番の問題児である“火神”が抱える闇。その元となる対象の悪辣さに“杉崎”も
心が挫けそうになりますが、彼が目指すハーレム王とは何たるかを思い出せば敵ではない
ということで彼女からもカッコイイ男と認められるまでに至りました。病んでますけど。

いずれにしても真摯な態度を忘れない“杉崎”の粘り勝ち。新生徒会も何とか立ち上がり
新しいダラダラとした日常を得ることができた彼らの未来に幸あれ・・・と思ったら次に出る
短編集でお目にかかれるとのことで、その先の話も含めて楽しみにしておくことにします。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル