2013年03月23日

『一つの大陸の物語〈上〉 〜アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他〜』

時雨沢恵一 先生が贈る『アリソン』から続くシリーズのその先にある物語を綴る完結編。
上巻は懐かしい人たちにご登場いただきつつ、その人々が少しずつ接点を持っていきます。
(イラスト/黒星紅白 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1303.php#new4


“トラヴァス”少佐の身に起こった出来事など知る由も無く、「新聞部」が発行する次の
新聞をどうするか“セロン”たちはネタ探しに奔走します。そこでやり玉に挙げられたのが
謎の転校生として名高い“トレイズ”ということで相変わらず苦労を背負っています。

先見の明がある“セロン”と“トレイズ”との間で話の折り合いがついた頃、学校内にある
臨時ロッカーにまつわる妙な話が舞い込んできます。少し調べてみようと足を突っ込んだら
連邦警察の捜査員“ハートネット”も巻き込む話に発展してさてどうする? という展開。

いろいろな意味で“トレイズ”大活躍、といった所で思い出したかのように“トラヴァス”
少佐の話が告げられ、対する“リリア”と“アリソン”の反応は実に正反対。本当の所は
どうなのか、気になる続きは5月刊の下巻で明らかになると思うので楽しみにしておきます。

posted by 秋野ソラ at 01:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル