2013年02月08日

『ノーゲーム・ノーライフ3 ゲーマー兄妹の片割れが消えたようですが・・・・・・?』

榎宮祐 先生が贈る異世界ファンタジー、シリーズ第3巻は“空”がいない世界に絶望する
“白”が再び人類種の運命を背負い「東部連合」とのゲームに挑んでいきます。
(イラスト:榎宮祐 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/951


「どこまで先読みしてんだ」と空恐ろしさを感じさせる“空”の、まさに捨て身とも言える
常に背水の陣を敷いて、あるいは強いてゲームに臨む姿勢が圧巻です。特に最後
数十ページの中で見せた「巫女」との駆け引きがそれを象徴しているかと思います。

もちろん“いづな”とのゲームも見どころで、“白”が敵に回った時はどうなることかと
ハラハラさせられたものです。そんな緊迫したゲームの中、“空”が“いづな”に諭した
勝ち負けあるからこその「ゲーム」だろ? という問いかけは印象に残るものがありました。

1月売りの「月刊コミックアライブ」でコミック連載決定! って担当するのが 榎宮 先生
の嫁さんである 柊ましろ 先生だと言うのだから家内制手工業ぶりが何ともハンパない。
編集部をも巻き込んでの腹の探り合いも見どころと言えば見どころなんでしょうね(苦笑)。

posted by 秋野ソラ at 01:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル