を外界に連れ出した責任を取って“和人”がデートへと洒落込みます。・・・“夏野”抜きで。
(イラスト:鍋島テツヒロ 先生)
のも心配ですが。いつの間にか犬を挟んでのラブコメに発展しそうですよ。あと、車椅子
である「天鳥船」に仕掛けられた数々のギミックがトンデモすぎてこちらも大変なことに。
“和人”から教えられた読者という存在に触れることで今まで気付かなかった自分の感情を
知り、そして恋する乙女へと少しずつ変わっていく“紅葉”の機微が見どころです。
“夏野”の超人ぶりも相変わらずでしたし、すっかり安定して読めるシリーズとなった本作。
アニメでどう魅せてくれるのかも含め、続きが楽しみなところであります。