2013年01月25日

『私とあなたの青春革命。(2)』

広沢サカキ 先生が贈るアイドル名門学園を舞台にした革命ラブコメ、第2巻はアイドルの
持ち物を集めるコレクターが盗んだある物を取り戻すべく青春革命部が動く様を描きます。
(イラスト/CUTEG 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1301.php#new9


“優馬” に下着姿を見せることも厭わない “奏子”。ラストで今回の騒動を解決する
糸口となった彼の行動力の源を問い詰め、結果紡ぎだされた彼の言葉に赤面するあたりは
どこまで本気、というか本心なのかと思ったり思わなかったりするワケですが。

超が付くほどの人気アイドルユニット「カルテットベリー」。その新曲の歌詞に込められた
ユニットの一人 “ゲンブ” の恋心にもケチをつけようとする 「生徒会」、もっと言えば
“姿子” の執拗さ、というか執念にも畏怖に似たような思いを覚えるところで。

一度は諦めかけた “奏子” の青春革命行動。 “優馬” の孤軍奮闘をきっかけにして再び
“姿子” の理念を退ける方向に倒すことはできましたが、次あたりは苦しくなってくるか
と予想したりもしています。“スザク” の静かに熱いアプローチも気になるところですし。

posted by 秋野ソラ at 00:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル