川口士 先生が贈る魔剣ファンタジー、シリーズ第9巻は「ホルプ」修復に向けて“ロック”
たちが“ファーディア”と呉越同舟の旅に出るなど四の五の言ってられない状況が続きます。
(絵:アシオ 先生)
【
http://data.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75804398 】
“バルトゥータス” も報われないですね、口は悪くともあれだけ一途に想っているのに。
続きが気になる引き具合は次巻で解消していただくとして、「ホルプ」についてはある程度
目星はついたと見ていいのでしょうかね。こちらも次巻に持越しではありますが。
今回読み進めていく中で、この世界における「竜」というものの存在感が掴めてきたような
気がします。そうして見たときに、口絵のコミックが「ホルプ」という存在の希有さを浮き
立たせているようにも感じます。世界に、そして人に積極的に関与していこうとする姿勢が。
前巻でやらかした“エリシア”も含め、「ロックと共に」ではなく「自分の意志」で魔王と
対峙する決意を固めた、ということで“ファーディア”もその心意気を認めざるを得ない
ようで、気難しい彼とどう向き合っていくのかも注目しておきたいところです。
posted by 秋野ソラ at 00:02
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