2013年01月04日

『スカイ・ワールド3』

瀬尾つかさ 先生が贈るMMORPGノベル、第3巻は召喚術士である “ヒカル” を仲間に加え
エルフとダークエルフが対峙する第五軌道島「スウィトネヴル」を舞台に冒険へ挑みます。
(イラスト:武藤此史 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201208000374


もうどれだけラッキースケベな目に遭えば気が済むのかしらねぇ、“ジュン” は(苦笑)。
そして自他共に甲斐性なしと認めたりするあたりがまた彼らしいのですけど。どこまでも
ネトゲ・ジャンキーであることを貫く姿勢も相変わらずで何よりかと思います。

“キーサンドラ” 姫を巡る騒動の渦中で改めて仲間という存在、そして仲間を信頼する
という意味を問われることになる “ジュン” の機微が実に印象的。「蓬莱皇帝の帰還」を
経て感じた恐れを踏まえた懊悩ぶり、そして「彼女」の決断に至るまでの過程に注目です。

騒動が落ち着いたところで “ジュン” が打ち明けた衝撃的な事実と相談事。第四層へと
向かうために「フエルファイ・キャンペーン」なる連続クエストを期間内に攻略しなくては
ならないワケですが、果たしてどう必勝パターンに持ち込むのか期待したいところです。

posted by 秋野ソラ at 00:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル