2013年01月12日

「好きなライトノベルを投票しよう!! 2012年下期」エントリー


いちせ さん主催の「好きなライトノベルを投票しよう!! 2012年下期」に投票します。


僕の妹は漢字が読める5
【12下期ラノベ投票/9784798604374】

レンタルマギカ 最後の魔法使いたち
【12下期ラノベ投票/9784041003961】

ミスマルカ興国物語 エックス
【12下期ラノベ投票/9784041005835】

アニソンの神様
【12下期ラノベ投票/9784800201201】

楽聖少女2
【12下期ラノベ投票/9784048868969】

ソードアート・オンライン プログレッシブ1
【12下期ラノベ投票/9784048869775】

のうりん5
【12下期ラノベ投票/9784797372526】

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(6)
【12下期ラノベ投票/9784094513806】

六花の勇者3
【12下期ラノベ投票/9784086307109】

ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件2
【12下期ラノベ投票/9784047283527】



posted by 秋野ソラ at 02:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『もちろんでございます、お嬢様2』

竹岡葉月 先生が贈るコンシェルジュ・ラブコメ、第2巻は “アンジェリカ” の前に現れた
許嫁と名乗る “ダニエル” との浅からぬ縁が彼女たちの物語を動かしていきます。
(イラスト:りいちゅ 先生)

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_04


所々に挟まれる「タウンゼント家」の双子星からの主張が「主星」が「伴星」を、あるいは
その逆をどう思っていたか少しずつ明らかにし、そして両者が歪む過程をも示しているのが
実に興味深い見せ方でありました。実にややこしいですね “ダニエル” という存在は。

「天恵」が先天的な異能、「魔術」が後天的に身につく業であるということも彼をめぐる
騒動において、そして “アンジェリカ” が自ら示す形となりました。悪魔と共に見た
喪服姿の彼女。逡巡しつつもその傍らに在るとした“九郎”の決意が大きく感じられます。

副支配人“リチャード”が言っていた「コンシェルジュに欠かせない要素」。“九郎”の
心を苛んでいたその問いかけに対する解答は実にあっけない上に彼ならすでに申し分ない
だろう、ということで実に和ませてもらいました。次はラブな展開にも期待したい所です。

posted by 秋野ソラ at 02:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2013年01月11日

『"朝顔" ヒカルが地球にいたころ・・・・・・(6)』

野村美月 先生が贈る大人気学園ロマンス、第6巻は“ヒカル”と“朝衣”の最初の約束を
代わりに叶えるべく立ち回る“是光”がいつしか帝門家の権力争いに巻き込まれていきます。
(イラスト:竹岡美穂 先生)

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_03


巨星落つ。読み終えた後、なぜかそんな言葉が頭をよぎりました。“ヒカル” が泣かない
なら私も泣かないと決めた “朝衣”。彼女の頬へ熱いものを伝わらせた “是光” の粘り
勝ちもさることながら、新たな一歩を踏み出せた彼女のことを喜ばしく思います。

それにしても “是光” は意外に技を持ってますね。今回の 「朝顔姫」 説得にあたって
その1つが功を奏しただけでなく、贈った言葉にも飾らず、けれど深みがあって正直驚きの
連続でした。権力争いにも干渉しない振る舞い、潔さも彼の魅力を引き上げたと思います。

“月夜子” のせめてもの侘びとして連れ出した “朝衣” と “葵”、二人の関係が新しく
構築されること、そして “是光” の心にある “帆夏” の存在に対して良い解答が出る
ことを願いつつ、後半戦へ突入した本作の更なる展開に期待したいところです。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2013年01月10日

クロス×レガリア 死神の花嫁

三田誠 先生が贈るシリーズ第4巻。“馳郎” の前に現れたもう一人の白翁候補“ジン”、
そしてもう一人の鬼仙兵器“ウー”。二人の目的に “馳郎” がどう相対するか注目です。
(イラスト:ゆーげん 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=321206000213


“蓮花” はどこまで貧乏くじを引かされたら済むのかとかわいそうになる今日この頃では
ありますが、是非とも両者の関係に食い込んでいける意地を見せてほしいとも思います。
・・・もう、なんでこのタイミングで自分の気持ちに気付いてしまったのかと言うしか。

“ジン” と “ウー” のコンビが執拗に “馳郎” と “ナタ” の先手を取る作戦を見せ
窮地に陥れる展開の中、二人を救ったのは “馳郎” を守りたいがために自らの改造を
申し出た 〈カエアン〉。あの自覚が生まれたくだりは実に印象的なシーンでした。

もちろん “馳郎” たちもやられっぱなしでは終わらない。“太乙(タイイー)”の思惑
すらはねのける機転をきかせて、難敵を退ける勝ちを披露してくれました。“馳郎” を
心配する “リコ” の言動が一々可愛らしいので出番が増えてくれることを期待します。

posted by 秋野ソラ at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2013年01月09日

『それがるうるの支配魔術 Game6:リライト・ニュー・ワールド』

土屋つかさ 先生が贈る常識と魔術が織り成す学園ストーリーもついに最終巻。“タマキ”
が破った魔術、本来あるべき理の先にあるものは何か。全ての謎に解答がもたらされます。
(イラスト:さくらねこ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201203000174


言葉の曖昧さを巧みに利用した仕掛けの数々にしてやられっぱなしでした。死ぬ時を引き
延ばされた“タマキ”の脳にフラッシュバックして鮮明になっていく真実の記憶があの日
“るうる” たちに何が起こったのかを示すだけでは終わらないのが読み応えのある所で。

真犯人とも言うべき4人目の存在、ぎりぎりまで展開を大きく左右した “小春” の身体、
“月城” における10年の意味、そして全てを終わらせるために登場した切り札とも言える
“るうる” の兄 “繋” の登場。実にクライマックスに相応しいシーンの連続でした。

「何があっても、側にいる」 と約束したはずの “タマキ”。一度は齟齬にしようとした
彼を受け入れた “るうる” なら、いつか仲間と共に兄の下へ辿り着くのもそう遠くない
のではないかと思える実に良い幕引きでございました。拝読できたことを喜ばしく思います。

posted by 秋野ソラ at 00:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル