2013年01月31日

『棺姫のチャイカVI』

榊一郎 先生が贈る王道ファンタジー、第6巻は航天要塞「ソアラ」での戦いで大空へと
投げ出された“トール”が意外な助力を得て“チャイカ”たちの救出に再挑戦します。
(イラスト:なまにくATK 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201205000018


蒼のチャイカ “レイラ” の口から語られた 「チャイカ」 という存在に対する一つの解。
それぞれに存在するいくつかの共通項がそれを真実と裏付けるに足る状況証拠となる中で
白のチャイカである“チャイカ”は否定しきれないながらも虚偽と信じ、前進します。

乱破師(サバター)として生きてきた“トール”も超人的な“リカルド”との死闘を経て
何を目的に生きるのか、何のために人を殺すのか、といった彼自身の本質を見直す時期を
迎えつつあるようです。“チャイカ”と共に在ることは変わらないようですが。

それにしても“アカリ”を敵に回したときの恐ろしさが際立った話の流れでもあったかと
思います。怒らせると手の付けようが無いところはまさに。次はどうなるのかが相変わらず
読みにくいのが本作の特徴でもあるかと思いつつ、ハラハラしながら次巻を待つ次第です。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2013年01月30日

『ソード・ワールド2.0リプレイ 双頭のサーペント』

清松みゆき 先生/グループSNEの『ソード・ワールド2.0リプレイ 滅びのサーペント』に
まさかの続編登場。ハイレベルなあのキャラクターたちが世界の危機に立ち向かいます。
(イラスト:末弥純 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201210000009


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  GM : はい、そっちの先手です、どうぞ。・・・・・・の前に、スカイシップのチェック。
  フェルディナント : (コロ)1。
  GM : ルーフェリアに飛んでったー。
  ゆん : あー。
  バトエルデン : あそこはバトエルデンがいるから、大丈夫だよ。・・・・・・お・れ・だ。
  GM : さ、もう1個振って。
  フェルディナント : (コロ)2。
  GM : ルーフェリア神殿に着弾。
  バトエルデン : ノーー! マイザール、【セーブ・ザ・ワールド】だ。
  マイザール : 負けるから、ダメです。
  GM : なお、軽微な人的被害が発生しています。もう1回着弾すると、本格的被害に
      なります。
  バトエルデン : おお・・・・・・。
 _____________________________________


ダイスの神様も無慈悲なことに「ルーフェリア」一体が今回の騒動で被害、損害の雨あられ。
時折、顔を出す「ぞんざい勇者団」メンバーや 秋田みやび 先生からのコメントが飛び出す
のも一興ということで。

あまりにレベルが高いので並居るトラップや判定を難なくクリアしてしまう一同ですが、
あのリドルは曲者だったようですね。PL、GM共に敗戦ムードが漂うというのもまた面白い
というか切なくなるというか、難しいところではありますが。

GMでなくとも「何を言っているんだ」と言いたくなるくらいの出目の大きさ、技能の組合せ
がハンパじゃないです。そんなとてつもない実力をフルに活かして、それに合わせて敵も
容赦ないヤツを出してのガチなバトルがやはり見どころの一つとなる1冊かと思います。

posted by 秋野ソラ at 01:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2013年01月29日

『アリアンロッド2E・リプレイ・キャプテンRED(2) 世界の彼方の海』

田中天 先生/F.E.A.R. が贈る「RED海賊団」の波乱万丈なる物語、400ページ超の構成で
最終幕を迎えます。度重なる窮地に“RED”や“ラクレ”たちがどう挑むのか、注目です。
(イラスト:輝竜司 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201205000027


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ラクレ : ギャンブルって恐ろしいです、ゼニーナさん・・・・・・。
  ゼニーナ : REDが勝ってくれさえすれば・・・・・・なーにが「イイ男には勝てない」よ、
        このロクデナシ・・・・・・!(REDへジト目)。
  RED : はっはっは! なぁに、ダイワへの新しい航路を拓いたり、上手いこと
       貿易をやれば四〇〇〇〇なんてすぐに取り返せるさ!
  ラクレ : REDはめげないなぁ。
  RED : 明るくして話を進めねぇと、負けを糾弾されまくるからな!(笑)
 _____________________________________


すっかり《カジノ》の魅力にとり憑かれた“RED”たち。この時点ではまだ空元気も打てた
ものですが、この後の見開きまで使った大惨事はチョット・・・(苦笑)。ゼロかイチかの
落差が激しすぎて冒険以前に前途多難すぎる船出も見どころと言えば見どころ。

第二話では「精霊の海図」とお金を求めて「ダイワ」の地へ。「ダイワ」でサムライガール
と言えばもちろん「あの方」がNPCとして登場。己の窮地も厭わず“RED”たちの旅の目的に
助力しておられます。第三話での“BLUE”との直接対決も熱いです。

第四話ではたった一人、全てを失い命からがら逃げ出した“ラクレ”が「RED海賊団」の一員
としての自覚と決意を胸にキャプテンとして逆境に、そして七海邪に立ち向かっていく姿が
印象的でした。とても読み応えのある一冊、そしてシリーズであったと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2013年01月28日

『アリアンロッド・サガ・リプレイ・レジェンド 貧乏姉妹の栄光』

丹藤武敏 先生/F.E.A.R. が贈る 「貧乏姉妹」 シリーズがアルディオンの地で復活!
エリンディル大陸で敵無しの道場破り(笑)となった姉妹が新たな伝説を築き上げます。
(イラスト:ヤトアキラ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_search.php?pcd=201208000384


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ユーノス : 再会のチャンスをスルーしただと!?(笑)
  セレネ : ドルさーん、ドルさーん!?
  ドル : もう今のワシには堅実でないものは見えない! 風雲児の像も見えないし、
      コロローナ姉妹もユーノスも見えない!
  セレネ : ドルさんが現実逃避を始めたぁ──!?
  GM : なんということだ、久しぶりに再会したPCが出会おうとしないなんて(笑)。
  ドル : さあて、帰りのお土産もたくさん買ったしエリンディルに帰るかー。
  ユーノス : いけない! せっかく集まったというのに『サガ・レジェンド』が
        始まらない!?
  フレア : そんな──────!?(一同爆笑)
 _____________________________________


せっかくの導入が無駄になるかのような “ドル” の振る舞いも分かるというもの(苦笑)。
借金返済の次は赤字解消ですからね。“エメロード”も登場して「──という設定」が散見
するあたりも懐かしい感情がこみ上げてきたりします。

1週間で1000万Gの赤字を解消し経営を立て直すための「コロシアム運営ルール」が熱い。
とりわけ「NPCヘッドハント」で登場するNPCとの絡みと「特別マッチ編成企画会議」で案を
ダイスで決めてプレゼンするところが絶妙な面白さを醸し出しております。

「サガ」でお金にまつわる話は「ゴルドレイ商会」にお任せ、ということでクライマックス
もその要素を取り入れた趣向あふれるもので見所がありました。15レベル“フレア”強し!
今度は風雲児である父の姿を追い求める彼の地での冒険譚が見てみたいものです。

posted by 秋野ソラ at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2013年01月27日

懸賞の検証

http://njmy.2-d.jp/img/verify_of_prize/

各種懸賞や全プレの賞品が届いたら写真に撮って上げる「懸賞の検証」というコーナーを
mixi上でやっていまして(今はツイッターに上げてますが)。それをまとめたらコンテンツ
の1つになるのではと思い、やってみました。(雑誌に名が載っているのとかは除きます)

本家「二次元テレカ・ミュージアム(にじみゅ〜)」共々、更新頻度は恐ろしく低くなる
ことうけあいですが、気が向いたら覗いてみてください、ということで一つ。

#左下の「リンク集」にもこっそりと追加しておきました。


posted by 秋野ソラ at 12:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他