第三王子の手の上で踊らされる “シャルト” が全身全霊をもって本懐を遂げに掛かります。
(イラスト:蔓木鋼音 先生)
想いは口づけに言葉を乗せることしか出来ず、実に不憫な結末を辿ることにもなりました。
その一端を担った天空神官たちへの報いは “リリアーナ” が与えてくれましたけど。
実に特異なものがありました。よくよく考えると、どちらも相互理解の欠如が招いた繋がり
とも取れるので興味深い結論でもあったとは思います。
の中で一番の存在が誰かということを明示してくれて、落ち着くところに落ち着いたという
エンディングと共に安堵したものです。ともあれ 葵東 先生、完結おめでとうございます。