2012年11月08日

『ひきこもりの彼女は神なのです。7』

すえばしけん 先生が贈る、神と人が繰り広げる超日常ストーリー第7巻。“亜夜花” の父
“結” からの三本勝負を受けた“天人”が予想を裏切る事態の連続で窮地に立たされます。
(イラスト/みえはる 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup1211.php#novel121107


再びひきこもりはじめた “亜夜花”、“梨玖” の失踪、“てとら” からの接続切断──。
すべて “結” が仕組んだかのようで、しかしながらどれも自発的に起きた考えたくもない
悪化の一途を辿る状況に “天人” でなくても絶望感を味わわせられるところ。

ところがどっこい、“てとら” の真意について説明を受けて、更には “リョウタ” たちの
助力を得て絶望の淵から這い上がった “天人” の姿を見て、そして決心した “亜夜花”
の言動を確認して、ようやく人心地がついた気分になりました。

勝負もあと一本を残す中、“てとら” の事情もあり、“結” もまだ奥の手を残している
ということでまだまだ予断を許さないのが現状。思わぬ期待と伴侶とも言うべき存在を伴う
ことになった “天人” がそれを打破してくれるのか、続きが楽しみなところです。

posted by 秋野ソラ at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル