加納正顕 先生/F.E.A.R. が贈る『デイズ』シリーズ第4巻。“凛々花”の前に突如現れた
金髪美少年 “ミシェル” と “キョウ” が恋の行方を賭けて熱き決闘に挑みます。
(イラスト:片桐いくみ 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201207000058 】
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風見 : 父親がノロケ始めたんだけど、斗月くんと凛々花くんはどう思う?(爆笑)
凛々花 : 知らないよ!(笑)
斗月 : ・・・・・・・・・・・・・・・ム。
キョウ : 余は興味津々だぞ・・・・・・! プロポーズ成功の先輩ではないか!(笑)
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“斗月” と “凛々花” の父 “修記郎” のノロケ話から始まった藤堂家の秘密、そして
“凛々花” に課せられてしまった 「花嫁」 の責務が明らかとなり、一気に深刻さを増した
花嫁争奪戦。“修記郎” と “ミシェル” が突如現れた理由も納得、というもの。
“凛々花” をそのくびきから解き放とうとする “修記郎” の秘策、しかしながら犠牲を
伴うそれに納得のいかない “キョウ” たちは止む無く衝突。救いたい想いは同じなのに、
という悲哀にも似た感情が物語の盛り上がりを後押ししていきます。
恋敵あらわる! といいながらどことなく和気藹々とすごしていた平穏の日々から一転して
「まほろば」という存在、そしてその宮司“スズカ”から告げられた祝辞が“キョウ”を
そして“凛々花”を遺産と神を巡る最後の戦いへと誘う。どう転ぶのか続きが楽しみです。