2012年11月30日

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(6)』

TBS、BS-TBSにて2013年4月からTVアニメが放送予定となる 渡航 先生の残念系ラブコメ
第6巻。文化祭を経て“八幡”たち「奉仕部」の面々が互いの距離感を見つめ直します。
(イラスト/ぽんかん(8) 先生)

http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_dtl?isbn=9784094513806


プロジェクトをどう動かしていくか、その方針を誤ったトップである“相模”たちの心情、
そのプロジェクトが辿った末路の尻拭いをする“雪乃”や “八幡”たち過剰な頑張り、
世に在る会社員の多くが感じたことのある悲哀の縮図を見るかのようで居たたまれない。

不本意極まりない形で実行委員となった “八幡” が、文化祭の準備を進めていく中で、
あるいは文化祭の真っ只中で発生した破綻の分岐点において、その類稀なるひねくれた
精神をもって場を収め、好転させたやり口は褒められたものではないにしろ格好良くて。

彼自身はさほどとも思っていない、けれど常人からすれば身を切るような痛みを“雪乃”
や“陽乃”、“平塚”先生たちが認識してくれているのがせめてもの救い。どこまでも
まちがい続ける彼、そして「奉仕部」の人間関係の行方を追っていきたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月29日

『冴えない彼女の育てかた 2』

守姫武士 先生@ドラゴンエイジ、にぃと 先生@ヤングエース、そして「ビッグガンガン」
でのコミック化が決定した 丸戸史明 先生が贈るメインヒロイン育成コメディ第2巻です。
(イラスト:深崎暮人 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201204000272


・・・第2巻にしてもうアニメ化しないワケがない、みたいな流れに見えますが如何ですか。
ということで相変わらず業界ネタを「これでもか!」と仕込んでくる意気込みや、“倫也”
の珍妙な女性関係の描写を堪能しながら読ませていただいている次第です、ハイ。

それにしてもここまで自己主張できる “倫也” 少年には賛辞を贈っておきたい。あれだけ
実績のある “英梨々” や “詩羽” に対して一歩も引かない持論の展開ぶりには羨ましさ
さえ感じました。・・・情熱の向け方としては非情に偏っているのですけれども(苦笑)。

表紙、口絵、そして挿絵共に実に思わせぶりな “詩羽” の場面を選んでいることが分かり
実に興味深く感じると共に、「エピローグその1」で見せた “恵” の表情からすると案外
満更でもない様子のようで。次巻でサークル内の人間関係がどう混迷していくか注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月28日

『六花の勇者 3』

戸流ケイ 先生のコミックス第1巻も刊行されている、山形石雄 先生のファンタジー作品
第3巻は “ゴルドフ” や凶魔たちの言動に益々翻弄される六花の勇者たちを描きます。
(イラスト/宮城 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/_rokka/#b03


「四章 ゴルドフ・アウオーラの煩悶」に至るまで、“アドレット”たちのあずかり知らぬ
ところで話が着々と進んでいるので疑念の連鎖は果てなく続いていきます。“ゴルドフ”は
確かに不可解でしたが「彼女」の怪しさに言及する辺りはいい意味で含みがある感じで。

その「四章」以降 “ゴルドフ” の生い立ちや “ナッシュタニア” に対する忠誠の裏打ち、
そして谷へ辿り着いてから “チャモ” の死を回避するために “アドレット” たちが目に
しなかった数々の事実に触れ、孤軍奮闘する様子が実に手に汗を握らせてくれます。

“テグネウ” と “ドズー” との賭け。圧倒的に後者の分が悪いそれを “ゴルドフ” の
忠誠心が勝ちへと導きました。「まさに騎士かくあるべし」といった彼の功績が無くては
物語が終わっていた六花の勇者たちは“テグネウ”を討てるのか、次巻の展開にも注目です。

posted by 秋野ソラ at 01:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月27日

『さくらソナタ』

箕崎准 先生が贈るオタク・クリエイティブ・ライフ学園コメディ。「芸」に突出した学院
で突出した才のある生徒を集めた学生寮への入寮を認められた少年のドタバタを描きます。
(絵 : 綴り 先生)

http://data.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75804387


数々の芸術コンクールで受賞経験のある “そなた” が「大枝芸術学院」に進学した理由。
ちょっとした手違いからそれを知ってしまった “啓太” が、その学院の特性も相まって
その夢を否定することなく応援していく中でいつしか淡い想いが互いに芽生えていくお話。

学院では普通科に通う “啓太” にも実は「芸」に秀でた、けれどそれ故にその「芸」に
対する嫌悪感を抱かずにはいられない事情があって、けれど “そなた” の活動を支えて
いくうちにそんな自分が少しずつ変わっていくところもポイントとして挙げられるかと。

あとは “啓太” が遭遇するラッキースケベな場面の数々を 「ポプリクラブ」 などで腕を
ふるう 綴り 先生が具現化するイラスト。実に肉感あふれるえちぃモノでイエローカードが
出ないか心配です。「恋愛禁止条例」の下で二人の関係がどうなっていくのか気になります。

posted by 秋野ソラ at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月26日

『ハンドレッド−ヴァリアント覚醒−』

「一迅社文庫」 にて作品を上梓し、「catwalk」 や 「ocelot」 でゲームの制作も手がける
箕崎准 先生が学園バトルアクション作品を引っさげて「GA文庫」に登場となります。
(イラスト:大熊猫介 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797371925.html


“ハヤト” が持つ秘めた能力の顕現、そしてその理由であるとか、“エミール” の抱える
事情であるとか、意外にもあっさりと垣間見えたりして展開としては早め。さくさく進んで
いく感じが実に読みやすい雰囲気を作り出しているかと。

すでに 《武芸者(スレイヤー)》 に足るほどの能力を有することが分かった “ハヤト” と
それをさまざまな面から支えることができる “エミール” が地球を襲う謎の生命体である
《サベージ》 と期せずして対峙することとなったバトルの様子は見どころの一つかと。

そういった敵との闘いであるとか、あるいは兄思いがすぎる “カレン” や “ハヤト” に
数々の 「初めて」 を奪われ続ける“クレア”、そして “エミール” との関係が今後どう
影響していくのかも楽しみなシリーズではないかと思います。


#(参考) 『NR』 と 『NR2』 の超短い感想。

#『NR』 :【 https://twitter.com/akinosora_/status/105661515348197377
#『NR2』:【 http://twitpic.com/b2vyaf

posted by 秋野ソラ at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月25日

『俺はまだ恋に落ちていない 4』

高木幸一 先生が贈るトライアングル・ラブコメディも最終巻を迎えます。“赤井” の
進路に一つの道を示す女性との出会い、そして「鷹」の襲来が最大のトラブルを招きます。
(イラスト:庭 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797371949.html


“恵衣美” と “詠羅” に持ち上がった婚約話。あまりに違いすぎる家と家との関係から
自然と身を引こうとする二人。そして一時は気後れする “赤井” ではありましたが、
そこは「先代の試験を解いた」という自負でもって話を崩しに掛かります。

婚約相手とされる “王士” が抱える背景やひた隠しにする想いも利用した土壇場での
体当たりな作戦で辛勝を収めた “赤井” ・・・・なんですけど、そこに至るまでの過程に
おいて “愛子” さんとのフラグが立ちまくりな気がするんですけど。

最終的には “星果” の言うとおりの道を歩むことになった “赤井” ですが、最後の
最後まで決められないままでした。先にあるのはハーレムか修羅場か、それは神のみぞ
知る、ということで。高木 先生、ひとまずは無事の完結おめでとうございます。

posted by 秋野ソラ at 00:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月24日

『魔法の材料ございます11 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚』

葵東 先生が贈る「魔材」シリーズ、ついにクライマックスの時を迎えます。殺すと決めた
第三王子の手の上で踊らされる “シャルト” が全身全霊をもって本懐を遂げに掛かります。
(イラスト:蔓木鋼音 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797372021.html


思わぬところから “サフィーラ” の想いと身の上を知ることになりました。けれどその
想いは口づけに言葉を乗せることしか出来ず、実に不憫な結末を辿ることにもなりました。
その一端を担った天空神官たちへの報いは “リリアーナ” が与えてくれましたけど。

魔神とドラゴン、さらに “シャルト” と “バルシュタット” 公の思惑が乗った関係性も
実に特異なものがありました。よくよく考えると、どちらも相互理解の欠如が招いた繋がり
とも取れるので興味深い結論でもあったとは思います。

世界の命運を賭けた決戦を前にしても最優先事項として選んだ、ということが“シャルト”
の中で一番の存在が誰かということを明示してくれて、落ち着くところに落ち着いたという
エンディングと共に安堵したものです。ともあれ 葵東 先生、完結おめでとうございます。

posted by 秋野ソラ at 00:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月23日

『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンII』

宇野朴人 先生が贈るファンタジー戦記、第2巻。監視の他はすることがないとされる北域
へと実戦経験を積みに遠征した “イクタ” たちが期せずして本物の戦場に巻き込まれます。
(イラスト/さんば挿 先生)

http://goo.gl/0R3XF


「カトヴァーナ帝国」最北の地にある 「北域鎮台」 を治める “サフィーダ” 中将が
いろいろとやらかしてくれた尻拭いをするかのような働きと活躍を見せる“イクタ”たち
ではありましたが、それを上回る遭遇する理不尽な死の数々に重苦しい雰囲気が漂います。

今回、相対することになった山岳民族 「シナーク族」 の “らしくない” 言動から裏で
糸を引く者の存在をただ一人だけ勘ぐっていた “イクタ” ではありましたが・・・まさか
ラストのような更なる災厄を呼ぶ顛末を迎えるとは思わなかったでしょう。

“ヤトリ” の 「イグセム」 という名が示す本懐、「アナライの匣」と称する秘められた
技術の一端、といった圧倒的な力を見せつけてもらってもなお不安しか残らない緊急事態に
“イクタ” はどう対応するのか、希望はあるのか、気になる引きと共に次巻へ続きます。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月22日

『選ばれすぎしもの! 2』

峰守ひろかず 先生が贈る、6つの異世界から等しく勇者として選ばれてしまった少年の
こき使われぶりを描くブレイブストーリー。第2巻は更に違う世界からのSOSを受けます。
(イラスト/京極しん 先生)

http://goo.gl/gLajY


あとがきでも触れられていますが、展開がだいぶ早いですね。確かにイベントがたくさん
詰め込まれている雰囲気が読んでいる側としても感じられるワケですけど、それでも無理
なく読めてしまうあたりが見せ方に妙ありと言うべきなのかも知れません。

今巻で一番大きなテーマとして挙げられるのは「守るべき対象から裏切られた時、勇者は
どうすべきか」ということ。新しく現れた勇者 “ゴルディアス”、あるいは“ドクター”
から問いかけられた “護” は、自身もそんな場面に直面し、大いに悩むこととなります。

先輩が如き助言を与えたかと思いきや、“護” をあれやこれやと邪魔しにかかたり、と
いま一つ行動原理が読めない “ゴルディアス” のその意図、そして正体が白日の下に
晒されたとき「えっ、どゆこと?」 と戸惑いを隠せないまま次巻へと続くのでありました。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月21日

『彼女はつっこまれるのが好き! 8』

サイトーマサト 先生が贈るスーパーハイテンション・つっコメディ、第8巻。ラジオ番組
の終わりを目前に身の振り方を考える “良人” へ風雲急を告げる事態が舞い込みます。
(イラスト/魚 先生)

http://goo.gl/0BwlD


“まどか” や “愛好” から集中砲火を浴びる “良人”、“ひなの” とのガールズトーク
でコテンパンにやりこまれる “まどか”、未だ互いの呼び名すら硬い二人ですがラジオでの
軽快なボケとツッコミを見ればすでに気心知れた仲なのは明白。

そんな充実した穏やかな日々を打ち破る “まどか” へのゴシップ騒動。それも彼女を
長く支えてきた “芹沢” マネージャーの過去を引き合いに出した卑怯かつあからさまな
足の引っ張り具合に “良人” を始めとして行き場のない憤りが胸にわだかまります。

騒動を収めるには “芹沢” マネージャーを降ろすしかない。そんな事態に苦悩し、あげく
挫けそうになった “まどか” がふと身を引く意志をこぼした時、“良人” の心が激情に
駆られ、とんでもないお願いに踏み切るワケですが・・・功を奏するかは最終巻のお楽しみ。

posted by 秋野ソラ at 00:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月20日

『このライトノベルがすごい!2013』

 
今年もやって来ました、ライトノベル読みのためのお祭り企画と言ってもいいこの一冊。
正式発売日も過ぎたことですし、いろいろと所感を綴ってみようかと思います。
 
http://tkj.jp/book?cd=02035701
 
 
まず当方のラノベ読みとしての遍歴を軽く触れておきますが、『スレイヤーズ』を刊行当時
からリアルタイムで読んでいたクチで、2011年10月から2012年9月までの読了数はおよそ
600 冊程度になります。そしてほぼ毎日感想記事を上げる、その程度のラノベ読みです。
 
今回も公式サイトからの投票で参加させて頂きました。投票内容は以下に示すアドレスに
示したとおりです。では、改めて中身に触れていくことに致します。
 
 ◆「このライトノベルがすごい!2013」Webアンケート
 【 http://njmy.sblo.jp/article/58645008.html
 
 
 
│ 作品ランキング(自分との比較) 
┿━━━━━━━━━━━━━━━━──
 
『ソードアート・オンライン』を筆頭にアニメ化で後押しされた作品と『六花の勇者』を
始めとする[協力者]層からの得票率によって押し上げられた作品が入り乱れるベスト10
争いでした。1位はどの投票層からも満遍なく票を得ての圧勝で文句なしと言うべきか。
 
ベスト10までにランクインした作品の中で読んだことがあるのは【52作品】。53ページに
ある「今年度初登場の主な作品(シリーズ)」30作品の中ですと【23作品】となります。
どちらも8割前後は読めている、ということで時代の主流に何とか喰らいついています。
 
53ページの「3種のアンケート」結果と自分の投票内容を比較してみると、[協力者]に
近い傾向を示しているようです。川原礫 先生の両作品に対して各層で同じように優劣が
ついている結果が示されているのはなかなか興味深いものがありました。
 
 
 
│ 作品ランキング(自己流分析) 
┿━━━━━━━━━━━━━━━──
 
先取りの[協力者](協力者アンケート)、後追いの[モニター](モニター調査)、
そして不特定多数の坩堝である[HP](宝島ホームページ・アンケート)という分類と
傾向は50ページからのまとめにある通りですが、ここに以下の指標を加えてみます。
 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ≪作品の流布度≫
 
  ・ 物好き : [協力者]が一番多い
  ・ 過渡期前半 : [HP][協力者]が[モニター]より多い
  ・ 過渡期前半 : [HP][モニター]が[協力者]より多い
  ・ 皆好き : [モニター]が一番多い
 _____________________________________
 
[協力者]から[HP]、そして[モニター]へと比重が遷移していくであろう、という
定説をもとに ≪作品の流布度≫ が【先駆け → 過渡期前半 → 過渡期後半 → 安定】
となるにつれて一般的な知名度が上がっているように見えるのでは、と仮定しました。
 
 
 ◆2012年度3種アンケートのポイント(P.51)に対する自己流分析
 【 http://srnd.skr.jp/pc/archives/konorano2013_analysis.pdf
 
結果は上述のアドレスにあるPDFで示した通り。モデルとしてはまだまだ穴がありそう
ではありますが、ある程度の可視化は出来たかと。「先駆け〜過渡期前半」にある中で
ポイントとそれなりの巻数がある作品はメディアミックスで裾野が広がる可能性大か。
 
こうして見ると『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』や『デート・ア・ライブ』
『東京レイヴンズ』をアニメ化しても読者が増える可能性は低いのかな、という気も。
『魔法科高校の劣等生』もアニメ化していないのに既知な感があるのは同等と見るべきか。
 
逆に、アニメ化した『ベン・トー』にまだまだポテンシャルがあるように見えている点も
興味深いところです。とりあえず『のうりん』『アイドライジング!』『なれる!SE』
あたりのアニメ化を心よりお待ち申し上げておきます。
 
 
 
│ キャラクターランキング 
┿━━━━━━━━━━━━──
 
キャラクター女性部門に “御坂美琴” “アスナ”、男性部門に “キリト” “上条当麻”
“一方通行” と 『とある魔術の禁書目録』 『ソードアート・オンライン』 が作品だけで
なくキャラクターでも魅力あるところを見せつけた結果となりました。
 
女性部門の上位陣は「強さ」のあるキャラであったり「ツンデレ」な傾向の強いキャラが
目につきます。男性部門では「俺TUEEE」なキャラであるとか「ちょっと情けない」ところ
があるキャラが見受けられる感じで、どことなく世相を写している気がしてなりません。
 
 
 
│ イラストレーターランキング 
┿━━━━━━━━━━━━━━──
 
ブリキ 先生を僅差で抜いた abec 先生ですが、“そっち” を足せば余裕で1位ですよね
とか言うのは無しですか、そうですか。なんか 杉井光 先生みたいなことになってます。
白身魚 先生のクローズアップは絶対狙ってるとしか見えませんがそのへんどうですかね。
 
上位陣はアニメ化で押し上げられている分もあるのかな、とか思ったりもしました。
 
 
 
│ 新人賞受賞作品 
┿━━━━━━━━──
 
82ページからの「新人賞受賞 全38作品紹介」、その中で読んだことがあるのは19作品。
「電撃文庫」と「ガガガ文庫」の作品はワリと頑張って読んでいました。新興レーベルの
を含め全然追えていないと実感した数字でもあります。
 
この中で言うと『うちの居候が世界を掌握している!』は特に期待している作品です。
 
 
 
│ ジャンル別ガイド 
┿━━━━━━━━━──
 
95ページからのジャンル別ガイド 「今、面白いライトノベルはコレだ!(229 作品)」
にある内容で読んだことがある(≠続けて読んでいる)作品を追ってみると以下のように
なります。ちなみに昨年の状況は以下のアドレスに記載の通りです。
 
http://njmy.sblo.jp/article/50691784.html 】 
 
 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  世界の命運! :         13 / 15 作品 ( 87 %)
  働く人々 :           13 / 23 作品 ( 57 %)
  愛しき日常 :          15 / 21 作品 ( 71 %)
  愛しき非日常 :         16 / 23 作品 ( 70 %)
  恋がいっぱい :         24 / 31 作品 ( 77 %)
  忍び寄る闇 :          11 / 23 作品 ( 48 %)
  バトル!バトル!バトル! :   19 / 23 作品 ( 83 %)
  微笑みと涙と :         11 / 15 作品 ( 73 %)
  いざ、冒険へ! :         8 / 15 作品 ( 53 %)
  ノベライズ :           0 /  7 作品 (  0 %)
  リプレイ :            9 / 13 作品 ( 69 %)
  ボーダーズ :           2 / 13 作品 ( 15 %)
  モダンクラシックス :       6 /  7 作品 ( 86 %)
 _____________________________________ 
 
 
昨年と比較すると「愛しき日常」「恋がいっぱい」などを始めとしてパーセンテージを
下げつつ「世界の命運!」「バトル!バトル!バトル!」あたりは逆に上がっています。
戦記モノっぽい作品を読む機会が多かったからか。まぁラブコメは継続して読んでますよ。
 
慣例にならってジャンルごとのオススメも掲載しておきます。3つずつくらいに絞りつつ。
 
 
 「世界の命運!」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』
  『六花の勇者』
  『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』
 
 
 「働く人々」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『吼える魔竜の捕喰作法』
  『のうりん』
  『なれる!SE』
 
 
 「愛しき日常」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『子ひつじは迷わない』
  『パパのいうことを聞きなさい!』
  『さくら荘のペットな彼女』
 
 
 「愛しき非日常」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『這いよれ!ニャル子さん』
  『僕の妹は漢字が読める』
  『可愛くなんかないからねっ!』
 
 
 「恋がいっぱい」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『「パンツブレイカー」シリーズ』
  『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』
  『六畳間の侵略者!?』
 
 
 「忍び寄る闇」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『生徒会探偵キリカ』
  『も女会の不適切な日常』
  『誰よりも優しいあなたのために』
 
 
 「バトル!バトル!バトル!」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『クロス×レガリア』
  『魔法科高校の劣等生』
  『東京レイヴンズ』
 
 
 「微笑みと涙と」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『「東雲侑子」シリーズ』
  『サクラダリセット』
  『ヒカルが地球にいたころ・・・・・・』
 
 
 「いざ、冒険へ!」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『スカイ・ワールド』
  『ソードアート・オンライン』
  『アリス・イン・ゴシックランド』
 
 
 「リプレイ」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『RPF レッドドラゴン』
  『天下繚乱ギャラクシー Replay:天下繚乱RPG』
  『ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・アカデミア』
 
 
 「ボーダーズ」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『ミニスカ宇宙海賊』
  『「物語」シリーズ』
 
 
 「モダンクラシックス」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『あそびにいくヨ!』
  『レンタルマギカ』
  『星のパイロット』
 
 
 
 
│ あとがき 
┿━━━━━──
 
「講談社ラノベ文庫」「ヒーロー文庫」といった新規レーベルの登場で賑わうラノベ業界。
とは言え、月に100冊近く刊行されている「ライトノベル」を読む人も、読む時間にも限り
がありますので、そろそろ飽和から自滅への道を辿らないか気になる状況でもあります。
 
「ネットから小説が生まれる」というケースも少しずつ増え、書き手になる間口が広がって
きました。また読み手としても「電子書籍」というキーワードがちらつくようになり、市場
の開拓に新たな選択肢も見え始めてきました。後者にはまだまだ課題が山積みですけど。
 
まさに群雄割拠たるこの業界の流れの中において良作、秀作を見つけ出すための一つの
指標としてこの『このライトノベルがすごい!』が在り続けることを祈念し続けると共に、また
一年を掛けてその一助となるアンケート投票が出来るよう努めたいと思う所存です。
 

posted by 秋野ソラ at 03:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月19日

『瑠璃色にボケた日常』

「第8回MF文庫Jライトノベル新人賞・佳作」 を受賞した 伊達康 先生のデビュー作。
霊と笑いに囲まれた非日常な青春を描くフルスロットルコメディを読ませて頂きました。
(イラスト:えれっと 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/919


なんでタイトルで「ボケた」と表記したのかが分かる序盤の展開にどうしたものかと逡巡
しましたが、読み進めていったところで “瑠璃” と “翠” の認め合いながらも確執の
続く意味が上手く効いたのか、その迷いを払拭してくれて最後まで読めた感じがします。

ボケとツッコミの良し悪しとするセンスは人によってそれぞれだと思いますので“瑠璃”
のボケが受け入れられないと厳しいと感じる方も出てくるかも知れません。“翠” の
意外にお茶目でノリのいい言動に助けられた感はありました、自分としては。

確執ある二人の霊能者少女を繋ぎ直すきっかけとなった “孝巳” も野球エリートの道を
閉ざされた心の傷を少しでも払拭できる機会を得られた、というのも一つの救いではある
ような気もします。言うまでもありませんがイラストの可愛らしさは保証します。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月18日

『ソード・ワールド2.0リプレイ バウムガルトの迷宮城』

大井雄紀 先生/グループSNEが贈る「SW2.0 ルールブックT改訂版」準拠のリプレイ作。
十日で十万ガメルの借金を返さなくてはならなくなった急造パーティの冒険を描きます。
(監修:北沢慶 先生 イラスト:得能正太郎 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201207000053


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  アルノー : これ、ジョージさんの情報をロー金に流して、ジョージさんを
        つぶしてもらうっていう方法を取れば借金なくなりません?
  一同 : ぶっ(噴き出した)。
  リン : アルノー、発想が黒い。
  エリィ : あたしでもそんなことは考えなかったわ(笑)。
  ヴィント : 俺より裏社会に向いているんじゃないか?
  アルノー : い、いや、今のはプレイヤー発言ですよ!(汗)
  ヴィント : 怖いわー、人の痛みがわからない十代怖いわー(25歳)。
  一同 : (爆笑)
 _____________________________________


ロールプレイに柔軟な発想は大事だと思いますよ。限度はあるかもしれませんが(苦笑)。
ということで借金返済のためにダンジョンに潜り込んでは金目になるアイテムを獲得しては
売却していく “アルノー” たちですが・・・まさか競馬に手を出すとはねぇ(苦笑)。

あの頑張りは何だったんだ、という第一話から金貸しのタビット “ジョージ” の窮地を
救って温情を得ようという作戦にシフトした第二話。思わぬ要素が伏線として浮上したり
積み重ねてきた演技が上手くシナリオに嵌る場面が見られたりとTRPGの妙がありました。

「ルールブックT改訂版」にて導入された簡易戦闘ルールとこれまでの標準戦闘ルールの
違いを示すべく図も入れて丁寧に説明してあるところも本作の特徴であります。ランダム
ダンジョンのルールとデータも収録されてますし、GMをされる方にも推奨できる一冊かと。

posted by 秋野ソラ at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月17日

『森羅万象を統べる者 万物創造=x

「第8回MF文庫Jライトノベル新人賞・佳作」 を受賞した 水月紗鳥 先生のデビュー作。
7年来の幼馴染が付き合う所から始まる激甘イチャラブ×異能バトルアクションを拝読です。
(イラスト:有河サトル 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/911


いやぁ、徹頭徹尾ダダ甘ですね。下積みが長すぎて恋人というかすでに夫婦からスタート
しているようなものですし。従妹の “皐月” が転がり込んできたって、ほぼ意味を成して
いない婚約者の “由枝” が出てきたって入る余地無しですものね。

従妹が目の前にいてもイチャイチャしてしまう “日向” と “鈴莉” の極端な付き合い
ぶりに実はワケがある・・・というところで異能力の出番。互いが互いに「依存症」であると
言った意味が良く分かりました。いずれにしても世の理を捻じ曲げるに足る能力でした。

最後は 「御園」 という異能の集う家系の本家、分家の立場を踏まえた種明かし、と実に
最初から最後までストレートに読みやすい物語だと思いました。章題で “鈴莉” が見せる
表情がバロメーターみたいになっているのもなかなかに面白い演出でございました。

posted by 秋野ソラ at 01:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月16日

『星刻の竜騎士]』

瑞智士記 先生が贈るファンタジーもシリーズ二桁巻数へ。「シェブロン王国」で勃発寸前
の王位継承戦争を止められる“オスカー”の治療法を“アッシュ”たちが懸命に探ります。
(イラスト:〆鯖コハダ 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/918


魔薬の呪いには太刀打ちできる術が見つからない中で辿り着いた、騎竜演舞の究極奥義
「双翼の誓雨」。二人組でなければ実演できない、ということで演舞に長けた “ルッカ” へ
“アッシュ” がつき合う形に。シンクロ率の上昇度合いは高まる一方です。

そもそも魔薬を作り出したのが “ルッカ” の旧友である “キーラ” ということが分かり
彼女の胸中も複雑なところ。しかも道を違えた一端に “マザー・ドラゴン” の存在がある
ということで竜騎士を選ぶというシステムも罪作りなものだと感じさせられます。

もちろん、“キーラ” に問題が無かったということでもないのですが。とはいえ、今回の
騒動の結末を受けてブリーダーが生まれなくなった、ということはいずれ竜騎士も絶える
ことも意味するワケで。その運命を覆す道があるのかも含めて先が気になるところです。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月15日

『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 8』

2ヶ月連続刊行となる 鈴木大輔 先生の大人気ブラコン妹ラブコメ第8巻。表紙にあります
とおり“銀兵衛”を物語の中心に据え、“秋人”との関係と過去を改めて見つめ直します。
(イラスト:閏月戈 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/917
http://oniai.com/


フォント小せぇ(苦笑)! どんだけひそひそ話してるんだよ、って話ですね、まさに。
“秋人” とデートする権利を勝ち取った “銀兵衛” がデートに臨むまでの準備と彼との
デート中におけるやりとりが実にぐだぐだで彼女のヘタレぶりが改めて露呈しています。

そりゃあ反省会でいろいろと言われるのもムリはない。おもちゃにされるのも仕方ない。
“銀兵衛” とあっさり手を繋いでしまうあたり、今回は “秋人” のほうが一枚上手だと
言わざるを得ないでしょう。親友であり続ける、という約束のせいかも知れませんが。

そんな二人の契りに至るまでの経過を綴った 「猿渡銀兵衛春臣の諸事情」 では、今とは
全く正反対の敵対関係にあった彼と彼女の事情が描かれております。こちらでも “秋人”
のほうがわずかに役者が一枚上でしたね。実に侮れない人物であることが改めて窺えます。

posted by 秋野ソラ at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月14日

『初体験にオススメな彼女5』

あさのハジメ 先生が贈るブランニューデイ青春ラブコメ第5巻。なぜかバンド活動に、
それも女装で臨むこととなった“鉄之介”に気付かない“あるみ”が相談をもちかけます。
(イラスト:高苗京鈴 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/920


うわー、テキスト一行+見開き挿絵でまた爆弾発言きましたわ。“鉄之介” が抱えていた
頭痛の原因はあの夏の光景を思い出したくないのではなくて、彼自身の根本的な問題で
あったということですか。これは続きどうなるんだ、って 高苗 先生じゃなくても言いますわ。

“鉄之介” が “あるみ” に対する距離感を掴み損ねて悩んでいる一方で、“あるみ” も
兄との距離感をどうにかしたいと苦慮している様子がなんともいじらしい。“くるみ”から
明かされたリハビリの件も合わせると本当に涙ぐましい限り。

文化祭ではコスプレしたり、ポッキーゲームみたいなことをさせられたり、と絵的にも実に
オイシイ展開が満載でした。“カレン” のは後ろから見たら・・・とか想像したりもしました
けれど、だってしょうがないじゃない、ということで一つ。

posted by 秋野ソラ at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月13日

『ベン・トー 9.5 箸休め〜濃厚味わいベン・トー〜』

アサウラ 先生が贈る 『ベン・トー』 シリーズの短編集、第3弾。フェティシズム溢れる
“佐藤” や “白粉” の感情がダダ漏れの小編など全15編が収録されております。
(イラスト/柴乃櫂人 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/-bento/#b12


“著莪” と “佐藤” にはホントーに何も無いのか、と疑問符を浮かべずにはいられない
平常運転の日常。添えられた注釈の執拗さからは「無い」と判断するしかありませんけど、
それにしても “佐藤” はイイ目に遭いすぎてはいませんかね(苦笑)。

「ANの5時の読書会(その1〜4)」がやはり異彩を放ってますね。ギャグアクション
という枠を吹っ切ってますね。そんな妄想全開の物語を綴る “白粉” が 「現地」 にて
いろいろと感じたあれやこれやの描写が妙に生々しくて面白かったです。

売り子としてあくせくする彼女の前に現れた “白梅”。書き下ろしの「白梅梅」において
“白梅” という少女が大切にしている信条、抱いている想いを見ることができたのもこの
短編集における収穫と言えるのではないかと・・・って百合ジャンルもカバーする気ですか!?

posted by 秋野ソラ at 01:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月12日

『覇剣の皇姫アルティーナ』

「GA文庫」 にて 『ゆうれいなんか見えない!』 を上梓する むらさきゆきや 先生が贈る
覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー、読ませていただきました。
(イラスト:himesuz 先生)

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_01


“アルティーナ” が生まれながらに背負った不幸、“ジェローム” が辺境伯に留められる
理由、そして “レジス” が左遷された背景、いずれにも 「ベルガリア帝国」 という国が
抱える政治的背景が関与しています。“アルティーナ” が覇道を目指す下地でもあります。

辺境の地に転属となった “レジス” を軍師と見込んで期待を寄せる “アルティーナ”。
重すぎる彼女の期待を、ただの読書好きだからと受け流す彼。けれど「皇帝になる」という
彼女の真摯な姿と言葉に向き合って、無謀とも言える道程を共に歩むことを決意する──。

幼女が出てこないよどうしたの? というのはさておき、戦記モノとしてなかなか面白そうな
予感のする出だしで期待がもてます。“クラリス” のあからさまに見せる二面性がこれまた
お気に入りだったり。大剣を振るう覇剣の皇姫が辺境からどう這い上がるのか楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年11月11日

『アリアンロッド・サガ・コミックアンソロジー2』

「ゲーム・フィールドコミックス」から『アリアンロッド・サガ・コミックアンソロジー』
第2巻が登場。「ゲーマーズ・フィールド」初出作ほか描き下ろしを加えた1冊です。
(原作:菊池たけし 先生/F.E.A.R.)

http://www.fear.co.jp/information/ars_coan2_info.htm


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  [カバーイラスト]
   ・ 猫猫 猫
   ・ いろは楓

  [イラスト]
   ・ 佐々木あかね
   ・ かぼちゃ
   ・ hu-ko

  [コミック]
   ・ 猫猫 猫
   ・ ととねみぎ
   ・ 佐々木亮
   ・ ツジヤスノリ
   ・ 猫猫 猫
   ・ 渋沢佳奈
   ・ 皆見ちさと
   ・ 翔みなら
   ・ 北神ゆうや
                (敬称略)
 _____________________________________ 


今回の参加者はこんなところで。「実直すぎるのも困り者」「〜家族って素晴らしい!〜」
を合わせて全ページの半分をもっていく 猫猫猫 先生のコミックス緩急ついて良いですね。
“アキナ”のズタボロ絵を描きたい、という欲求が表れています。そして“マム”最高。

ととねみぎ先生の 「リトルエンプレスに休息を」 は 「ARAサガ」ネタを織り交ぜながら
“スリス” の女の子らしい側面を描く、やさしいお話でございました。ソウルバスターの
使い方が印象的。あと、建築士の名前も(苦笑)。

皆見ちさと 先生の「英雄さんいらっしゃい」「どうぞ平和なひとときを」「ですまっ!」
では “ベネット”、“バヤン” と “カルロス”、“ナヴァール” がそれぞれ苦労する
ハメに陥ります。ある意味で和みますね。


翔みなら 先生の「レイウォール四きょうだいの日常」では“ピアニィ”の英才教育ぶりを、
「力を合わせてよくってよ!」では“エルザ”の教育指導ぶりが覗けます。いろんな意味で
どちらも容赦ないですが、優しさが見えるだけまだいいか、という気にさせてくれます。

渋沢佳奈 先生の「リージュのとある一日」は“チコ”の反応とか“ヒルダ”のツッコミが
イイですね。「逃亡★しちゃうぞ」では“ギデオン”の反論とか“カルロス”の相槌などが
味を出していました。あと“ベルフト”の幽閉部屋の件とか。

ツジヤスノリ 先生の「突撃レポート!TRPG生徒会 その2」ではやはり“アル”に焦点を
当てないワケにはいきますまい(笑)。“ピアニィ”や“ベネット”、“ナヴァール”への
取材内容もなかなかのものでございました。


北神ゆうや 先生の「ビストロ☆ピアニィ」は“アル”への気持ちを手料理に乗せて贈る
“ピアニィ”の健気な努力が光るお話。“ベネット”の生存能力の高さ(苦笑)も垣間見る
ことができます。あと“ステラ”が相変わらず可愛いらしさをにじませています。

佐々木亮 先生の「ピアニィと魔法の鏡A」は「中の人」談義が相変わらず面白い。PCの
格好でPLの会話をされるのがいいですね。「・・・〆切を」とか胸がキュンキュンします。
“ピアニィ” は中と外がだいたい変わらなくなっちゃってますけど(苦笑)。

佐々木あかね 先生の妄想あふれるイラストなども含めて今回も楽しませてもらいました
と言わせていただきましょう。これは軌道に乗れば3巻、4巻・・・と続けていくばかりか
コミックで新展開、っていう路線もアリではないかと思ったりする次第であります。

posted by 秋野ソラ at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス