2012年10月31日

『俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!?6』

なめこ印 先生が贈るヒロインが増えすぎて困っちゃうバトルロワイヤルラブコメ第6巻。
人間界の風習に疎い “リア” を “烈火” がどうにかサポートするところから始まります。
(イラスト/和狸ナオ 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup1210.php#novel121003


“つみき” の料理が輪を掛けて危険物扱いなのにも関わらず “リア” はお構いなしに
彼女の料理を平らげていく。それ以外の部分で生活力がまるで見い出せない “リア” にも
なんとか衣食住を揃えられたということでまずは一安心。

ふとした契機で軽文部の “緑里” に気に入れられた “烈火” が味わうのは学園ラブコメ
ということで、彼を問題児扱いする生徒会長の “桃音” も加わって「物語」とは縁の無い
日常においても相変わらず忙しない生活が続いていきます。

そこから更に悪霊騒動ときてどんな展開になるかと思ったら最後まで「物語」は関係せず、
けれどヒロインは増えてしまったみたいで。「アールレポート」を見る限りではヒロイン
にも違いがある、ということでそこからどう繋がっていくのかも気になるところです。

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2012年10月30日

『よめせんっ!6』

マサト真希 先生が贈るにぎやかハートフルライフ&ラブコメディ第6巻。“広人”への
気持ちが産土神としてのものか、あるいは少女としてのものか悩む“耀姫”のお話です。
(イラスト/ごまさとし 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1210.php#new14


これまで何度もその想いに揺れてきた “耀姫” も “広人” の言葉を受けて遂に嫁宣言。
神通力が失われてしまったのもそのため、と見てよいのでしょうか。八頭龍大神としての
立場もあるが故に彼女自身の葛藤は続きそうな予感がします。

“広人” に対する気持ちで思い悩んでいたのはなにも彼女だけではありません。こちらも
ようやく、といった感じですが “ねこがみさま” にも心境の変化が訪れました。嫁たちに
対して身を引こうとした姿勢が何ともいじらしいところです。

“広人” たちと行動を共にすることとなった “みこと” という少女の立ち位置も分かり、
“ねこがみさま” を本来崇め奉る側の動きも見えてきたことで “広人” の嫁探しにも
方向転換が求められそうです。そこからしてラストの不穏な動きが気になるところです。

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2012年10月29日

『東京レイヴンズ8 over−cry』

入江君人 先生の 『神さまのいない日曜日』 と共にアニメ化企画進行中の知らせが入った
あざの耕平 先生の人気シリーズ第8巻。正体がバレた “夏目”、その後の顛末を描きます。
(イラスト:すみ兵 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201207000027


家のしきたりに従う “夏目” のことに気がついた “京子” の胸に渦巻く複雑な感情、
拒否感むき出しの“京子”の態度に落ち込みつつもそれでも友達でいたいと願う“夏目”、
両者の間に立つ “春虎” にも思う所あって・・・と葛藤のひしめき合う展開が焦点の一つ。

“シェイバ” 戦の後からずっと “春虎” の呪力が不安定なこと、その意味を知る由も
無かった “春虎” たち。彼らの前に再度現れた “多軌子” が様々な情報を分析した
結果として告げた真実は “夏目” の正体がバレたどころの騒ぎではない衝撃を与えます。

「『真実』は慎重に扱う必要がある」、そう言葉を残した “夜光” の意志を汲んだかの
ような土御門という家の深慮遠謀さに、そしてラストシーンの惨憺悲壮の極みたる展開に
驚かされることしきりです。遅咲きの花が咲いたかのような盛り上がりに目が離せません。

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2012年10月28日

『マグダラで眠れII』

支倉凍砂 先生が綴る「マグダラ」を目指す錬金術師たちの物語。第2巻は“フェネシス”を
身請けした “クースラ” たちが地位確保に乗り出すハメになった騒動の顛末を描きます。
(イラスト/鍋島テツヒロ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1210.php#new8


“フェネシス” の実直さを認めつつも、その方向性については立場の上から疑問視せざるを
得ない “クースラ” が取る矯正手段。彼女にとっては何とも憎たらしい思いを抱かせつつも
時折見せる「大事にしている」感には戸惑いが隠せないのが悩ましいところ。

自分の目的を達成するためにはどんな手段を選ぶことになっても厭わない言動を今巻で
散々見せつけてきた “クースラ” ですが、そんな彼女の反応を受けて本当に少しずつでは
ありますが気持ちの持ちように変化が生じてきているようにも見受けられます。

職人としての見識と錬金術師としての見識がぶつかり合うところから死中に活を見い出す
アプローチは 支倉 先生らしい、と言うべきところかも知れません。新たな仲間と目的地を
手に入れた “クースラ” たちの向かう先に何があるのか、見定めたいところです。

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2012年10月27日

『あなたの街の都市伝鬼!3』

聴猫芝居 先生が贈るほんわか怪奇譚。第3巻は温泉に釣られてフィールドワークに赴いた
赤城山で「徳川埋蔵金」の都市伝説と教授のお膳立てした問題に“出雲”たちが挑みます。
(イラスト/うらび 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1210.php#new12


“サキ” の “出雲” に対する行動原理というか気持ちというか。あるいはその逆というか。
2人の関係が改めてどこか不思議な、恋人とも呼べぬ、パートナーとも言えぬもので
繋がっていることが分かってなかなか興味深いところで。

今回、「編纂者」が辿るであろう可能性の1つを見せてもらったワケですが、それもあって
“出雲” と “サキ” のどう違うんだろうと思い返してみると、そこには「怪異」に対する
真摯な想いの差があるのだな、と思ったり。

その気持ちが先行しているからこそ、“舞佳” たちから煽られても便乗することがない・・・
傍から見ているとその姿はある意味、聖人君子にも似たものが感じられます。ぶっちゃけて
言えばありえないともとれるのですが、本当に一線を越えないのか気に掛けたいと思います。

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2012年10月26日

『ミニッツ3 〜神殺しのトリック〜』

乙野四方字 先生が贈る、トリックとロジックが交差する学園騙し合いストーリー第3巻。
穂尾付学園で起きた“彼方”と“ハザミ”の誘拐事件に“櫻”と“遙”が共闘で臨みます。
(イラスト/ゆーげん 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1210.php#new11


互いに好意をもっていると偽装しているが故にどんどんドツボに嵌っていく“櫻”と“遙”。
傍から見ればいちゃいちゃしているカップル、その裏は相変わらず腹の探りあいで油断も
隙も無い・・・かと思いきや「好きも無い?」という疑問符が浮かぶ微妙な関係に変化中。

誘拐事件を解決するために、あらかじめ用意された 「クレタ人の朗読会」 なるゲームに
挑むことを迫られる “櫻” と “遙”。2人のために用意された罠を2人だけが分かる布石で
はねのけたその様子は、ある意味パートナーとして申し分ないことの裏返しにも似て。

その関係に割り込みを見せつつある “茉莉” の口から 「鬼火憑き」 の共通点が彼らにも
明らかにされ、さらには神話との結びつきも視野に入れるなどますます謎を深める流れと
なり、この先どう転んでいくのか引き続き気を惹かれるところであります。

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2012年10月25日

『C3 -シーキューブ-XV』

水瀬葉月 先生が贈る大人気シリーズ第15巻。美女となった父 “崩夏” の帰還、“春亮”の
誕生日祝いに浮き足立つ女性陣、竜島/竜頭師団の来訪と目まぐるしく物語が動きます。
(イラスト/さそりがため 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1210.php#new10


“このは”からの告白も受け、改めて周囲の人間関係を見つめ直す必要がでてきた“春亮”
のふとした呟きから思い悩み、要らぬ手に身を染めた“錐霞”が何とも不憫。最後に彼の
本心が彼女に届いたことが、彼女にとって何よりの救いであります。

“崩夏” が美女となって帰ってきた理由、そしてその結果が示す未来への選択肢に頭を
悩ませる“春亮”、そして“フィア”。選んだ未来は正しかった、と持ち上げておいてからの
惨劇ぶりに、エロくてグロい作風に一日の長たる 水瀬 先生の本性を見た気がします。

それにしても “拍明” の考えるところは実に利己的で容赦が無い。これも改めて思い知る
内容でありました。その他に、師団長である “ペンドラゴン” が担う 「竜島/竜頭師団」
とも肩を並べる 「夜知家」 という勢力として認められた彼らが辿り着く結末に注目です。

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2012年10月24日

『はたらく魔王さま!6』

2011年から刊行を続ける 和ヶ原聡司 先生の「第17回電撃小説大賞・銀賞」受賞作が
アニメ化決定。されど本編は “真奥” “恵美” 共にそう喜んでいられない面持ちです。
(イラスト/029 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1210.php#new6
http://maousama.jp/


“千穂” の夢。“真奥” や “恵美” があれこれ悩んでいる合間に “鈴乃” も含めて
その心を打つほどの境地に至った彼女の想いが “真奥” の 「世界征服」 を新たな舞台
へと押し上げるカタチになりました。それにしても新生魔王軍の四天王とはねぇ(苦笑)。

“真奥” や “恵美” たちに自分から積極的に関わっていこうとする “千穂” の頑張り
具合や、「敵」を見失った “恵美” の思い悩む姿からすると、やはりまだ “真奥” の
ほうが色々と先を見据えていてまだ余裕があるな、という印象を受けます。

“アラス・ラムス” と同等の存在である “イルオーン” の登場し、天使や悪魔といった
定義に対する疑問点も浮上したことから、改めて 「エンテ・イスラ」 という世界の謎が
“真奥” たちの未来へとつながる鍵になるのでは、と展開が気になるところであります。


#P.71の挿絵で見せた恨みがましい目つきが口絵との対比も相まって妙にツボでした。

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2012年10月23日

『ストライク・ザ・ブラッド5 観測者たちの宴』

三雲岳斗 先生が贈る学園アクションファンタジー第5巻。空隙の魔女による「監獄結界」
という頚木から逃れた魔道犯罪者たちから“那月”を守るべく“古城”たちが動きます。
(イラスト/マニャ子 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1210.php#new9


“阿夜” が抱える復讐の矛先が実は “古城” たちが思い描いたそれとは違う、という
話運びによって、絃神島全土を窮地に追いやった大罪人である魔女にも関わらずどこか
憎みきれない感情を彼女に対して印象づける結果へとつなげたように思います。

命に関わる直前まで弱りきった “古城” を助けようとする “紗矢華” の、混迷する想い
故の空回り具合が残念感を漂わせております。それとは対照的に、“優麻” は要所で狙いを
外しませんし、“浅葱” も暗黒面に堕ちてしたたかさを身につけてきたりしています。

“古城” の母 “深森” の着せ替え人形にさせられたりする “雪菜” もやきもきする時が
絶えませんけれど、今回の騒動で自分自身の立ち位置を見直すことにもなり、また一歩
想定外の歩み寄りを果たした彼女が二人で立ち向かう未来を見届けたいと思います。

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2012年10月22日

『GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンX<下>』

川上稔 先生が贈るGENESISシリーズ通算12冊目。戦争よりも学業を優先しろ、と迫られる
「武蔵」の面々が選んだ道のその先で、歴史の流れに埋もれた真実の片鱗を垣間見ます。
(イラスト/さとやす 先生(TENKY))

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1210.php#new7


口絵にある「境界線上のホライゾン」のロゴデザインが意味するところ、とりわけ「境界線」
というものの想いが明確になったと思います。モノトーンなのも陰陽を含んでいるような、
そんな気が。その想いを “ホライゾン” が夢として、望むものとして受け止めました。

夢の一部として “浅間” や “ネイト”、あるいは他多くの面々を巻き込み、共に世界を
征服することを再認識した “トーリ”。彼の言動が全体の士気を上げ、竜属という存在をも
退ける「武蔵」はますます成長の度合いを強めた感があります。特に “二代” とか。

その 「武蔵」 の動向が気に掛かる 「北条」 や 「羽柴」、あるいはその他の敵対勢力の
動きもいよいよ活発になってまいりました。次巻では数々の勢力との衝突が跡を絶たない
国家間同士の戦争が中心となっていくのではないかと予想しつつ、次巻まで待機です。

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2012年10月21日

『はぐれ勇者の鬼畜美学]』

上栖綴人 先生が贈る人気シリーズもTVアニメ放映も無事終了したところで新章へ突入。
「コクーン」「朱の黄昏」に次ぐ第三勢力となった“暁月”たちの過去と今を描きます。
(イラスト/卵の黄身 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup1210.php#novel121004
http://kichiku.tv/


「泣きたい時に女が泣けない。そんな世界は間違ってる」── その想いが発露したきっかけ
となる “暁月” の本来の妹である “凰沢美兎” と家族全員に纏わるエピソードが明らか
になったことでようやく 「鬼畜美学」 というものの意味が鮮明に映るようになりました。

“暁月” と金銭的に因縁のある “嵐ノ宮” が “美兎” たちに難癖をつけてきたのも彼と
彼女たちの力の差を見ればムリもない、ということで。今回は何とかやり過ごすことができた
といっても更なる研鑽を積まなければいけないのは明白で、今後頑張って頂きたい所です。

“海堂” の本性を突いた “暁月” の説得や、その身の変異と奥底にこびりつく負の感情
を見抜き “鬼塚” を言葉巧みに誘導する “ミハエル” たちの説伏もあって勢力図にも
変化が見られる新章の滑り出しがどう続いていくのか、注目したいと思います。

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2012年10月20日

『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ(7) ドラマCD付き特装版』

10月からTVアニメの放映も開始となった 鈴木大輔 先生の大人気ブラコン妹ラブコメ。
第7巻は「ドラマCD付き特装版」と同時発売ということでそちらを手に取りました。
(イラスト:閏月戈 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/899
http://oniai.com/


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ≪キャスト≫

   姫小路秋子      : 木戸衣吹
   姫小路秋人      : 逢坂良太
   那須原アナスタシア  : 茅原実里
   猿渡銀兵衛春臣    : 下田麻美
   二階堂嵐       : 喜多村英梨
                                       (敬称略)
 _____________________________________


流石にキャストの変更は無いです。トータル46分20秒の中で声優さんたちが演じるキャラは
なるほど納得な演技を魅せてくれると共に、会長の言動が現実に則してみていかに難しいか
というところを再認識するに足るものがあったと感じました。

さて、本編としては口絵で “秋人” がとっさにつぶやいたあの一言を引きずるかのような
繰り返し描写の数々にマンネリ感を演出しつつ、種明かしで「実は違います」という事実を
突きつける、というなかなかページ数のかかる叙述トリックを仕込んできています。

場面が場面と言いながらも意外にあっさりと自分の秘密を打ち明けた “秋人”。ひとまず
その事実を受け止めて更に絆を深め無敵状態に突入した “秋子”。そして夏休みという
状況下で心の距離を縮めた生徒会メンバーとの関係がどう変わっていくのか注目所です。


・・・あと、写真を撮ってご紹介しましたが今回の特装版はデザインが物凄く良く出来ている
ので今後ともこの形で作っていただきたいと願うと共に、他レーベル(特にファミ通文庫)も
このデザインを参考にしてもらえたらと願って止みません。

http://twitpic.com/ax7hug

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2012年10月19日

『ロウきゅーぶ!(11)』

蒼山サグ 先生が贈るローリング・スポコメディ第11巻。慧心女バスの存続を掛けた5年生
との再戦に “昴” や “葵”、“智花” たちや “ミミ” たちが全力をもって向かいます。
(イラスト/てぃんくる)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1210.php#new5
http://www.ro-kyu-bu.com/


「ノー小学生、ノーライフ」「うどんは、小学生に限る」といったモノローグが飛び出すまでの
境地に至った “昴” ・・・・というか 蒼山 先生にはある種の敬意を払わざるを得ない
と改めて思いました。凡人には辿り着けない高みへ上ってしまったのだな、ということで。

コーチを務める “葵” が5年生チームに仕込んだある作戦。試合が進んでいく中でそれを
ようやく見抜いた “昴” が再認識した自分の癖、そして “葵” との切磋琢磨する関係。
2つのチームが激突するこの試合が二人の代理戦争のような構図にも見える所が面白い。

初めて臨んだ大会の結果は言わずもがなですが、慧心女バスが次のステップとして
正式な大会に挑むための布石も済ませ、新たなライバルも登場してメンバーの士気も
ますます高まる展開の続きに期待したいところです。


#“久井奈” さんのバニー姿も良かったです。(w

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2012年10月18日

『さくら荘のペットな彼女8』

いよいよTVアニメの放映も開始となった 鴨志田一 先生の青春学園ラブコメ第8巻。
“ましろ” と “七海” から告白を受けた “空太” が修学旅行で選択を迫られます。
(イラスト/溝口ケージ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1210.php#new4
http://sakurasou.tv/


あとがきにある 鴨志田 先生からの問いかけが実に悩ましい。当事者ではないため推し量る
ことしかできないにしても。自分だったら “七海” かも知れません。あそこまでデレて
いるという点もありますが、何より応援したいという共に頑張りたい気持ちが強いです。

それはさておき当事者たる “空太” ですが、告白されたということ自体に加え、自分には
未だ「何も無い」という無力感というか焦りにも似た感情にも悩まされる日々。修学旅行に
おいても二人となかなか自然に接することが出来なくなって裏目に出ることもしばしば。

人生の先達である “千尋” から指摘された「勘違い」の意味に気づいた時、彼の心も遂に
固まりました。苦渋の選択であったと思います。決断できたことの勇気を褒め称えたいです。
結ばれた二人が残りあと2巻の中でどんな物語を魅せてくれるのか注目したいと思います。


#本編があと2冊か、本編1冊+番外編で計2冊なのかが気になるところですけど。

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2012年10月17日

『ソードアート・オンライン プログレッシブ1』

TVアニメは「フェアリィ・ダンス編」と突入し、ますます注目を集める 川原礫 先生の
原作に「アインクラッド」を第一層から攻略していく過程を描く新シリーズが登場です。
(イラスト/abec 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1210.php#new1
http://www.swordart-online.net/


各階のボスをどうやって倒し、踏破していったのかを描きたいという 川原 先生の欲求から
生まれた「SAOP」というシリーズの焦点の一つとなる “アスナ” の存在と既作との矛盾を
受け入れられるかが読み進めていく上での鍵となります。自分は全然気にしませんけど。

「星なき夜のアリア」では期せずしてプレイヤーとなった “アスナ” の虚無感であるとか
初心者として色々とまごつく様子が新鮮であると共に、ベータテスターであることへの負い目
から積極的に動けない “キリト” が 《ビーター》 と呼ばれるまでの経緯が見どころです。

「儚き剣のロンド」ではシステム上の虚を突いて金策に走るチームのトリックを“キリト”
たちが見破る過程で、ゲームの上においても人として大事なものは何かを問いかける、実に
考えさせられる物語でした。このあたりからPKなど殺伐とした雰囲気を帯びていくのですね。


・・・それにしても一層ごとに描いていくとするとどれだけ巻数が必要なのだろう、と読み手
としても戦々恐々たる思いに囚われるところですが、こうなればとことん付き合いましょう
ということで次巻の刊行を気長に待たせてもらうことに致します。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年10月16日

『うちの居候が世界を掌握している!3』

「月刊コミックブレイド」にて い〜どぅ〜 先生によるコミカライズを決めた、七条剛 先生が
贈る無敵アットホームラブコメ第3巻。“真哉”が家族のためにバカンスを提供します。
(イラスト:希望つばめ 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797371987.html


秘書嬢こと “ルファ” も実に運が無い。彼女はこういう立ち位置で行くんですね、という
ことが確定したと言ってもいいでしょう。それでも水着回の参加要員には入っているので
希望 先生の挿絵も拝めて実に目の保養になります。肌色多めで。

平時の際はリゾート島の管理と防衛を、そうでない時は “真哉” の護衛を務める少女
“メイラン” がお風呂の場に同席しても何ら動揺することの無い様子は筋金入りといった
感じで、彼女が「ボス」として心酔するのもムリは無い、といった描写になっております。

何せ南の島に来てからの様々な布石や伏線が最終的には “真哉” の「夏休みの自由研究」
に落ち着いてしまうのですから、懐が深いというか、底知れないというか。女性陣の好感度
には敵わないにしても少し変化の見られる “真哉” を狙う次なる女性の影が気になります。

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2012年10月15日

『這いよれ!ニャル子さん 10』

TVアニメ第2期、通算4回目となるアニメ化を決めた 逢空万太 先生の大人気シリーズも
遂に2桁巻数へと突入。新キャラを迎えつつも普段通りのテンションでお送りしております。
(イラスト:狐印 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797371864.html


『アトラク=ナクア』 と来れば 『Going on』、基本ですね。

令嬢としての振る舞いが実に板についている “アト子” の思わせぶりな言動に “ニャル子”
たちとの敵対関係を予感させながら、実は更にナナメ上の関係を狙ってくるあたりが面白い。
ただ単にヒロインとしての “真尋” の危機が増えただけ、とも言えますが(苦笑)。

彼女の性癖に “ルーヒー” もとばっちりを喰らうワケですけど、彼女もすっかりキャラが
変わりましたね。星野蒼一朗 先生の 『這いよれ! スーパーニャル子ちゃんタイム』 に
近付いているような、そんな感じがしなくもないです。2巻発売中でこちらもオススメ。

仕込まれた数々のネタ元を想像しつつ、仕組まれた伏線がどこで回収されるのか、あるいは
放置されるのかを何となく考えながら読むのが相変わらず楽しいです。どこまで続くのか
分かりませんが、このお気楽極楽な雰囲気で今後とも突き進んでいってほしいと思います。


#『ベルテイン』の3巻は出ないのカナ? カナ?

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2012年10月14日

『クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえばーすでい』

内山靖二郎 先生/アーカム・メンバーズが贈るクトゥルフ神話TRPGリプレイのシリーズも
4冊目の刊行を迎え、るるいえ堂開業秘話を描く番外編ほか計3編の新リプレイを収録です。
(イラスト:狐印 先生)

http://ebten.jp/eb-store/p/9784047283299/


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  辰巳 : 囚われの女性フェチだから、助けたヒロインにはもう興味がないのか(笑)。
  佐々原 : なんてひどい!(笑)
  KP : では、最後に千香は「ああっ、お別れする前に・・・・・・お名前だけでも・・・・・・」
      と、呼び止めるけど?
  さやか:「名乗るほどの者ではありません・・・・・・ただの探偵です」
  KP:うん、思いの外、きれいにまとまったなぁ(笑)。
 _____________________________________


いやホント、見事なロールプレイで。番外編だから少し位は気楽にいけるのかと思いきや
致命的な失敗をすれば歴史改変も辞さない、というKPの情け容赦ないシナリオの中で
好演と活躍を 「流々井江堂怪異譚」 にて “さやか” が見せてくれました。

それにしても 「渦竜の呼び声」 も含めて “千香” は宇宙的規模の被害に遭いすぎですね。
実に不遇なNPCです(苦笑)。不遇といえば “睦” の正気度回復ロールの出目の悪さも
相当なものがありました。・・・あの赤字は第二の “京” を生み出しそうで怖いところ。

「秘密あかすべからず」 では予想外の 「バースデイ」 で “京” がスーパーヒロイン化。
もう結婚したらいいじゃない、みたいな流れが面白かった。あと皆がダイス目が総じて悪い
にも関わらず正気度が黒字に転じたのも印象的でした(“睦”以外)。


第5弾があるとするならば、また学園を舞台にしたシナリオも見てみたいですし、座談会
にあった日本の実在する場所を探検するシナリオってのもいいんじゃないでしょうか、と
思ったりしています。期待しております。

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2012年10月13日

『ナイトウィザード The 2nd Edition リプレイ マリオネットの方程式』

田中信二 先生/F.E.A.R.が贈る 「ナイトウィザード10周年」 を記念するリプレイ集。
新たに訪れる世界の危機にかつてのウィザードたちが作品を超えて集い、立ち向かいます。
(イラスト:石田ヒロユキ 先生)

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_09


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  はるみ : な、なるほど。
  冴絵 : そこまで細かく設定しますかねぇ。
  竜作 : (素に戻って)というか俺が参加魔王なら・・・・・・。
  はるみ : ・・・・・・なら?
  竜作 : 魔王戦争のゲームデザイナーに、このゲーム的な欠陥を修正するよう要求する!!
  冴絵 : そんな社長みたいな発想の魔王がいるかぁ──っ!?(一同爆笑)
  GM : ・・・・・・・・・・・・ま、まあ。そのあたりはご想像におまかせしますよ?(笑)
 _____________________________________


魔王たちが秘宝を奪い合う代理戦争の駒「ポーン」に突如選ばれた “はるみ”。誰の魔王
の代理なのかも分からないまま他のポーンから襲撃を受ける中で何とか打開策を検討する
プレイヤー諸氏でしたが・・・どうやらデザイナー魂がうずいてしまったようです(苦笑)。

代理戦争を行う上でのルールを守らないと魔王自身に重大なペナルティが課される、という
その一点を突かなければ魔王と対峙することも叶わぬ、ということでGMの予想を超えるPL
たちの機転でそれを成し遂げていく過程が実に面白いセッションです。

ここぞ、というときのクリティカルとファンブルの出方が印象的、というのもあります。
「執行猶予ポイント」も緊張感ある戦闘を演出してくれました。未だ終わらない代理戦争や
まだ明かされていない謎がどう明るみに出るのか、今後の展開に期待したいと思います。

posted by 秋野ソラ at 09:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年10月12日

『新妹魔王の契約者(テスタメント)T』

『はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)』シリーズ(HJ文庫)が好調の 上栖綴人 先生が
新シリーズを引っさげて「スニーカー文庫」に登場、ということで読ませていただきました。
(イラスト:大熊猫介 先生(ニトロプラス))

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=321205000228


ギリギリのエロさ加減をキープするシーンの数々にまず 上栖 先生らしさを感じました。
「スニーカー文庫」編集部も懐が深いですね。大熊 先生の挿絵がイケナイ妄想をより一層
かき立てるために一役買っていると思います。

更に言えば “澪” や “万理亜” が抱える過去に重いものを含ませている一方で、対する
“刃更” のほうがもっと色々な負の要素を背負っている、という設定がただエロいだけの
話にとどめない読みごたえのあるストーリーを演出できていると感じました。

“刃更” にすっかり気を許した “澪” と “刃更” に懐いている幼馴染の “柚希” の
つんけんするやりとりの微笑ましさの裏で、父親である “迅” から “刃更” と “澪” に
対して一人ごちた思わせぶりな言葉が更なる試練を予感させてくれて続刊が楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル