2巻同時刊行、かつ 田中信二 先生・藤井忍 先生/F.E.A.R. の共著で贈る「デスマーチ」
シリーズと「ゲッタウェイ」シリーズのクロスオーバー。7巻はその半分を描きます。
(イラスト:猫猫猫 先生ほか)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201206000181 】
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ヒルダ : 世界平和のための戦い・・・・・・だと?
ギィ : (肩をすくめて)戦いには大義がいるもんさ・・・・・・。
リージュ : ・・・・・・・・・・・・お。
ドラン : ん? どうしたナリ?
リージュ : お前は誰だあぁ──っ!!(←地の底から響くような低い声で)
ヒルダ : 大竹さん! 今のは誰!?(一同爆笑)
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“リージュ” がキャラ崩壊を起こす、というか 大竹みゆ さんがやきもきするのも十分に
分かる一幕(苦笑)。焔硝石爆弾の盗難騒動を “ヒルダ” と “リージュ”、そして
“ギィ” と “ドラン” で何とか収めたと思ったら思いも寄らぬ戦争の火種再来ですし。
その火種を抑えるべく混成チームで臨む “リージュ” たちが知った “グリンダ” の秘密。
・・・なるほど、ファンブック「Kind of Magic」で言っていたのはこのことだったのか、と
明かされた内容と共に妙に納得させられた感でいっぱいです。上手くハマりましたな。
結束の無い “ギィ” と “ドラン” が “ヒルダ” と “リージュ” と共に CLIMAX の
激闘に挑む様も見所の一つ。田中 GMと “ドラン” のクリティカルの応酬が半端無い。
“リージュ” が戦う意味を改めて示したところもポイントでしょうか。
GMが予想だにしないPLたちの機転で “ピアニィ” 不在から始まった 「フェリタニア」 の
混乱を収めた “リージュ” たち。その陰で同じく戦争回避に尽力していた残りのメンバー
の活躍は、同時刊行となりました第8巻にて描かれることとなります。
#「ビルベリ」 と 「ノルウィッチ」 の激突を描いた挿絵がド派手な感じが出ていて◎。