2012年09月14日

『レイセン File5:キリングマシーンVS.』

絶賛引きこもり中である “ヒデオ” のその後の生き様を描く 林トモアキ 先生のシリーズ
第5巻。「フォース」 の秘密、そして “マックル” を狙う謎の修道女と向き合います。
(イラスト:上田夢人 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201204000070


「触手」 の話にしても 「女子力」 の話にしても “葉多恵” さんが面白い立ち位置を保持
し続けているのが興味深い。林 先生の中で動かしやすいキャラになっているのでは、と
推察するところです。ある程度の強さも怪しい技術もあるし、やりたい放題な感じが特に。

そんな “エルシア” や “鈴蘭” の好感度が上がる息抜き話も面白いところを見せつつ
みんなで仲良くBBQしてる最中に飛び込んできた “シシル” の圧倒的な強さで緊迫感漂う
展開なのが本編。“ヒデオ” の機転がきかなかったら助からないところでした。

辛くも一難去ったと思ったら 「フォース」 の面々が関係するプロジェクトの風向きが
おかしくなってきて遂にパワーバランスが崩れる始末。一体全体どうなることやら。
“ヒデオ” たちが関与できる余地があるのか、次巻の動きにも注目せねばなりません。

posted by 秋野ソラ at 00:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル