“舞花” の話から得た “るうる” の兄の消息を辿る手がかりに沸く欧文研メンバーたち。
土屋つかさ 先生が贈る常識と魔術を巡る学園ストーリーも第5巻、話も終盤を迎えます。
(イラスト:さくらねこ 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201203000173 】
そりゃあ驚愕するわ! そんなところで止められたら(苦笑)。早く続きを、って言うしか
ないじゃないですか。さくらねこ 先生の挿絵がまた絶妙。覚悟を決めた “タマキ” の
達観した顔つきと大粒の涙を流す “るうる” が悲痛に叫ぶ様子がよく描かれています。
・・・まぁ、“タマキ” がいろいろと気づきすぎてるんじゃないか、というある種の違和感を
感じていたところでしたので今巻のラストは至極納得のいく展開でしたよ。思わぬ所で
「レビクシの光教団」 が絡んできたな、とか言ってる場合じゃなくなるくらいに。
“舞花” だけでなく “甲斐” の秘していた部分も明らかになってこれまた驚かされる
ハメにもなってますし。“るうる” に貼られたレッテルも仕組まれたものだったとは。
色々と見えてきたところで次へどう繋ぐか、土屋 先生の手腕に大いに期待させて頂きます。