中村やにお 先生/F.E.A.R. が贈る学園ラブコメリプレイ、シリーズ最終巻。ヒロイン争い
の最中に発生したアカデミア全体を揺るがす大事件に 「第三生徒会」 の面々が挑みます。
(イラスト:しらび 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201201000334 】
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GM : 「でも、警備が厳重すぎて・・・・・・」「Sランクの御影さんが来てくれたなら、
なんとかなりそう」「俺たちも手伝うよ!」と。
透子 : う、うむ・・・・・・私はどうも、あまり人と交わらないので、こういう状況に
慣れていないというか、戸惑ってしまう。
GM : 他のみんなは能天気ですよ。「怖そうだと思ってたけど、味方になると思うと、
ものすごい頼もしいなー」とか「第三生徒会に入ってから丸くなったよね」とか。
透子 : うむ・・・・・・むう・・・・・・と、なんとなく赤くなって──はにかみます。
れい : いやっ!? なんで使うの!? あたしのはにかみなのに!?(一同爆笑)
エナ : じ、実に自然なタイミングだった・・・・・・(笑)。
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家族ぐるみで応援を受けている 佐藤有世 さんが演じる “れい” のお株を奪うとは・・・流石
抜け目が無いですな、片岡あづさ さん(笑)。妹型メイドロボの “ロボ子” の言葉に
一喜一憂するお二方のリアクションが一つ一つ微笑ましくて、そして面白くて。
そんな情景も「ARF(アンチ・レネゲイド・フィールド)」 を用いてオーヴァードたちを
人間の支配下に置かんとする勢力の強襲により一変。意外な設定を内包する “ロボ子” の
助力を頼りに “修太郎” たちが解放戦線を展開していく流れがこれまた熱い。
力を持ち、過ちを犯し、罪から目をそらした者たちが生きる道を分けたきっかけが「仲間」
にあると説いた “透子” が格好良かったです。「れい's DIARY」 も最後までオイシイ
ところを持っていってくれて素晴らしかった。存分に楽しませてもらいました。