2012年09月03日

『カンピオーネ! XIII 南洋の姫神』

アニメ放送中でシリーズ累計100万部も達成した 丈月城 先生の大人気シリーズ第13巻。
神殺しとなった “護堂” には平穏無事な年末年始を迎えることすら許されないようです。
(イラスト/シコルスキー 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/-campione/#b13
http://www.campi-anime.com/


“甘粕”・・・ッ!(笑) 集英社つながりだからそういうセリフも余裕で採用されますわね。
しかもちょっと上手いこといった感があって強いことも言えないし。やりおるわ、“甘粕”。
その3人からも好意を寄せられている“護堂”。“静花”の苦言も頷けるというものです。

さて、“ガスコイン” の 「実験」 に時間差で巻き込まれた “護堂” を待ち受ける、というか
つけ狙う1柱のストーカー、もとい “火の女神”。彼の本性を逆手にとって権能を奪い、
執拗に彼へのアプローチを繰り返し仕掛ける彼女を前に後手に回るしかないほどの窮地。

そんな彼に起死回生の一手をさずけたのは最後まで彼の傍に居続けることのできた媛巫女
“祐理” ということで今回かなり前のめりだった “恵那” のややガッカリした感とその
描写が絶妙。結果として一歩進んだ “ガスコイン” の思惑がどう繋がるのか、注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル