この時期、宝島社が行う毎年恒例の『このライトノベルがすごい!2013』Webアンケート。
締切りは「10月9日(火)必着」となっておりますが、早々に回答してきましたので当方が
投票した内容など参考程度に記載しておこうかと思います。
【 https://ssl.tkj.jp/form/lightnovel2013/ 】
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【 作品部門 】
『六花の勇者』
・・・・・・ 山形石雄(スーパーダッシュ文庫)
『も女会の不適切な日常』
・・・・・・ 海冬レイジ(ファミ通文庫)
『六畳間の侵略者!?』
・・・・・・ 健速(HJ文庫)
『サクラダリセット』
・・・・・・ 河野裕(角川スニーカー文庫)
『楽聖少女』
・・・・・・ 杉井光(電撃文庫)
≪敬称略≫
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「Webアンケート」のページから参照できる作品リストを元に毎回選んでいますが、今回も
既読シリーズが200近くあって決まるのに時間が掛かるかな、と思ったらそうでもなく。
『六花の勇者』における視点切替えの妙、そしてサスペンス感。『も女会の不適切な日常』
のジェットコースターばりの意外性あふれる展開の揺れ具合。これは推すしかないと即決。
『六畳間の侵略者!?』 は外伝から始まった伏線の広い方、あの点と点が線で結ばれる感覚
がとても好きで、たぶんこの一年で一番読み返した作品じゃないかな、と思います。
なるべく「続き物」を選ぶようにするのが昨今の基本方針なのですが、それでもやはり
『サクラダリセット』 のあの綺麗さは見逃せないでしょう、ということでリストアップ。
あとは 杉井光 作品を必ず入れる、というレギュレーションから 『楽聖少女』 に投票。
音楽モノで本領発揮、と言わんばかりのタイトルを今回は選ばせていただきました。
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【 女性キャラクター部門 】
春埼美空
(『サクラダリセット』)
東雲侑子
(『「東雲侑子」シリーズ』)
聖羅
(『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』)
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キャラクターは全般的に選びにくい、というかパッと浮かんでこないというか。そんな中で
今回は自分の中でノミネートしておきながら投票しなかった作品から優先して選んでみる
ことにしました。・・・何の因果か、女性はクール系で統一してしまったようです(苦笑)。
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【 男性キャラクター部門 】
汐 正幸
(『パンツブレイカー』)
逆廻 十六夜
(『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』)
イクタ・ソローク
(『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』)
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男性キャラクターはもっと難しい。印象に残ったキャラクター、ということでどこか一癖
ある人物を選んでみたつもりです。『パンツブレイカー』の“汐 正幸”だけは即決です。
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【 イラストレーター部門 】
CUTEG
(『アイドライジング!』)
ぽんかんG
(『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』)
希望つばめ
(『うちの居候が世界を掌握している!』)
≪敬称略≫
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イラストレーターさんについては、ライトノベルに限らず個人的に目についたイラストを
思い浮かべながら選出してみました。『うちの居候が世界を掌握している!』も再読率が
高かったですね。あの作品はイラストも込みで雰囲気が好きなので推してます。
・・・と、まぁこんな感じで。投票まであと一週間以上ありますし、締切り前は三連休にも
なっておりますので「まだ投票してない!」というラノベを好きな方も、愛して止まない
方も秋の夜長にこれまでの一年を振り返って投票してみてはいかがでしょうか。
■ライトノベルBESTランキング ウェブアンケート
【 https://ssl.tkj.jp/form/lightnovel2013/ 】
2012年09月30日
『アリアンロッド・サガ・リプレイ・デスマーチ(8) 逆襲★ハピネス』
2巻同時刊行、かつ 田中信二 先生・藤井忍 先生/F.E.A.R. の共著で贈る「デスマーチ」
シリーズと「ゲッタウェイ」シリーズのクロスオーバー。8巻は残りの半分を描きます。
(イラスト:猫猫猫 先生ほか)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201206000185 】
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酒井 : アキナにとって、グリンダは天敵というか、宿命のライバルみたいなもの
なんです!(力説)
GM : は、はい(気圧された)。
酒井 : 収録の休憩時間に、田中さんに「グリンダ」の正体を知っちゃったんですけど、
いいんですか!?」って訊いちゃいましたよ〜。
たの : へえ・・・・・・。それでかわたなは何て答えたんですか?
酒井 : 「八巻のプレイの時にはもう読者のみなさんも知ってますから」って
言われました!
たの : かわたならしいとぼけた返事だ(笑)。
酒井 : もうこうなったらアキナがどうやってグリンダの正体を知るのか、それを
楽しみに来ました!
一同 : さらりとGMのハードルを上げた!
_____________________________________
ということで、思い切りの良さを見せつつ 藤井 GMのハードルを上げた 酒井香奈子 さん。
その勢いに負けることなく 藤井 GMも腹黒い仕掛けで “アキナ” や “マルセル”、そして
“チコ” と “ギデオン” という混成チームをこれでもか、と窮地に追いやります。
まさに臥薪嘗胆とも言える気持ちを味わった “アキナ”。CLIMAX ではその鬱憤を晴らす
かのようなキャラ崩壊と活躍ぶりを見せてくれました。“チコ” や “ギデオン” との
連携もスムーズだったかと。時空を超えて策も語り合えるくらいですし。あれは良かった。
7巻、そして8巻と続けてのキャンペーンを通じて 「“ピアニィ” が居ない世界」 が
何を意味するのか、ということをキャラクターとしても、そしてプレイヤーとしても考えさせる
田中 GM、藤井 GMの目論見も達成できており、実に素晴らしい展開を魅せてくれました。
キャラクターを変えての ヤトアキラ 先生と 猫猫猫 先生のイラストも見られたことですし
色んな意味で新鮮さを感じさせてくれた面もあるかと思います。「デスマーチ」 そして
「ゲッタウェイ」 両シリーズに意味深長な引きも残しているので更に続きが楽しみな所です。
シリーズと「ゲッタウェイ」シリーズのクロスオーバー。8巻は残りの半分を描きます。
(イラスト:猫猫猫 先生ほか)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201206000185 】
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酒井 : アキナにとって、グリンダは天敵というか、宿命のライバルみたいなもの
なんです!(力説)
GM : は、はい(気圧された)。
酒井 : 収録の休憩時間に、田中さんに「グリンダ」の正体を知っちゃったんですけど、
いいんですか!?」って訊いちゃいましたよ〜。
たの : へえ・・・・・・。それでかわたなは何て答えたんですか?
酒井 : 「八巻のプレイの時にはもう読者のみなさんも知ってますから」って
言われました!
たの : かわたならしいとぼけた返事だ(笑)。
酒井 : もうこうなったらアキナがどうやってグリンダの正体を知るのか、それを
楽しみに来ました!
一同 : さらりとGMのハードルを上げた!
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ということで、思い切りの良さを見せつつ 藤井 GMのハードルを上げた 酒井香奈子 さん。
その勢いに負けることなく 藤井 GMも腹黒い仕掛けで “アキナ” や “マルセル”、そして
“チコ” と “ギデオン” という混成チームをこれでもか、と窮地に追いやります。
まさに臥薪嘗胆とも言える気持ちを味わった “アキナ”。CLIMAX ではその鬱憤を晴らす
かのようなキャラ崩壊と活躍ぶりを見せてくれました。“チコ” や “ギデオン” との
連携もスムーズだったかと。時空を超えて策も語り合えるくらいですし。あれは良かった。
7巻、そして8巻と続けてのキャンペーンを通じて 「“ピアニィ” が居ない世界」 が
何を意味するのか、ということをキャラクターとしても、そしてプレイヤーとしても考えさせる
田中 GM、藤井 GMの目論見も達成できており、実に素晴らしい展開を魅せてくれました。
キャラクターを変えての ヤトアキラ 先生と 猫猫猫 先生のイラストも見られたことですし
色んな意味で新鮮さを感じさせてくれた面もあるかと思います。「デスマーチ」 そして
「ゲッタウェイ」 両シリーズに意味深長な引きも残しているので更に続きが楽しみな所です。
2012年09月29日
『アリアンロッド・サガ・リプレイ・デスマーチ(7) 一か八かの大勝負!』
2巻同時刊行、かつ 田中信二 先生・藤井忍 先生/F.E.A.R. の共著で贈る「デスマーチ」
シリーズと「ゲッタウェイ」シリーズのクロスオーバー。7巻はその半分を描きます。
(イラスト:猫猫猫 先生ほか)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201206000181 】
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ヒルダ : 世界平和のための戦い・・・・・・だと?
ギィ : (肩をすくめて)戦いには大義がいるもんさ・・・・・・。
リージュ : ・・・・・・・・・・・・お。
ドラン : ん? どうしたナリ?
リージュ : お前は誰だあぁ──っ!!(←地の底から響くような低い声で)
ヒルダ : 大竹さん! 今のは誰!?(一同爆笑)
_____________________________________
“リージュ” がキャラ崩壊を起こす、というか 大竹みゆ さんがやきもきするのも十分に
分かる一幕(苦笑)。焔硝石爆弾の盗難騒動を “ヒルダ” と “リージュ”、そして
“ギィ” と “ドラン” で何とか収めたと思ったら思いも寄らぬ戦争の火種再来ですし。
その火種を抑えるべく混成チームで臨む “リージュ” たちが知った “グリンダ” の秘密。
・・・なるほど、ファンブック「Kind of Magic」で言っていたのはこのことだったのか、と
明かされた内容と共に妙に納得させられた感でいっぱいです。上手くハマりましたな。
結束の無い “ギィ” と “ドラン” が “ヒルダ” と “リージュ” と共に CLIMAX の
激闘に挑む様も見所の一つ。田中 GMと “ドラン” のクリティカルの応酬が半端無い。
“リージュ” が戦う意味を改めて示したところもポイントでしょうか。
GMが予想だにしないPLたちの機転で “ピアニィ” 不在から始まった 「フェリタニア」 の
混乱を収めた “リージュ” たち。その陰で同じく戦争回避に尽力していた残りのメンバー
の活躍は、同時刊行となりました第8巻にて描かれることとなります。
#「ビルベリ」 と 「ノルウィッチ」 の激突を描いた挿絵がド派手な感じが出ていて◎。
シリーズと「ゲッタウェイ」シリーズのクロスオーバー。7巻はその半分を描きます。
(イラスト:猫猫猫 先生ほか)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201206000181 】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヒルダ : 世界平和のための戦い・・・・・・だと?
ギィ : (肩をすくめて)戦いには大義がいるもんさ・・・・・・。
リージュ : ・・・・・・・・・・・・お。
ドラン : ん? どうしたナリ?
リージュ : お前は誰だあぁ──っ!!(←地の底から響くような低い声で)
ヒルダ : 大竹さん! 今のは誰!?(一同爆笑)
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“リージュ” がキャラ崩壊を起こす、というか 大竹みゆ さんがやきもきするのも十分に
分かる一幕(苦笑)。焔硝石爆弾の盗難騒動を “ヒルダ” と “リージュ”、そして
“ギィ” と “ドラン” で何とか収めたと思ったら思いも寄らぬ戦争の火種再来ですし。
その火種を抑えるべく混成チームで臨む “リージュ” たちが知った “グリンダ” の秘密。
・・・なるほど、ファンブック「Kind of Magic」で言っていたのはこのことだったのか、と
明かされた内容と共に妙に納得させられた感でいっぱいです。上手くハマりましたな。
結束の無い “ギィ” と “ドラン” が “ヒルダ” と “リージュ” と共に CLIMAX の
激闘に挑む様も見所の一つ。田中 GMと “ドラン” のクリティカルの応酬が半端無い。
“リージュ” が戦う意味を改めて示したところもポイントでしょうか。
GMが予想だにしないPLたちの機転で “ピアニィ” 不在から始まった 「フェリタニア」 の
混乱を収めた “リージュ” たち。その陰で同じく戦争回避に尽力していた残りのメンバー
の活躍は、同時刊行となりました第8巻にて描かれることとなります。
#「ビルベリ」 と 「ノルウィッチ」 の激突を描いた挿絵がド派手な感じが出ていて◎。
2012年09月28日
『乙女はお姉さまに恋してる 2 〜ドーン・パープル〜』
嵩夜あや 先生が贈る乙女の園における恋と友情の物語。第4巻は “香織理” の退学処分
を巡ってエルダーたる “千早” と “薫子” が処分撤回を図るべく立ち回ります。
(イラスト:のり太 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4797370300.html 】
あとがきにて 嵩夜 先生の苦心が感じられる “ケイリ” という少女の扱い。ADVと呼称
されるノベルゲームであるからこそできる物語の構成手法。その中で生まれるストーリーを
小説という媒体に落とし込むことの難しさを垣間見たような気がします。
そんな “ケイリ” の伝家の宝刀を抜くことも無く問題解決となった “香織理” の退学処分
騒動に潜む “香織理” 自身が家族に対して、あるいは母親に対して募らせていた感情。
それが今回の騒動の発端であり、また誤りであったと気付かされる展開は見どころです。
母親、と言えば “千早” の母 “妙子” の問題も再び浮上する流れに。“薫子” を始めと
した友人も増え、女子高生活にも慣れてきた “千早” の 「日常」 を “妙子” の気難しい
気性が崩してしまうのか。最終巻となる次巻でそれを確かめさせて頂こうと思う次第です。
を巡ってエルダーたる “千早” と “薫子” が処分撤回を図るべく立ち回ります。
(イラスト:のり太 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4797370300.html 】
あとがきにて 嵩夜 先生の苦心が感じられる “ケイリ” という少女の扱い。ADVと呼称
されるノベルゲームであるからこそできる物語の構成手法。その中で生まれるストーリーを
小説という媒体に落とし込むことの難しさを垣間見たような気がします。
そんな “ケイリ” の伝家の宝刀を抜くことも無く問題解決となった “香織理” の退学処分
騒動に潜む “香織理” 自身が家族に対して、あるいは母親に対して募らせていた感情。
それが今回の騒動の発端であり、また誤りであったと気付かされる展開は見どころです。
母親、と言えば “千早” の母 “妙子” の問題も再び浮上する流れに。“薫子” を始めと
した友人も増え、女子高生活にも慣れてきた “千早” の 「日常」 を “妙子” の気難しい
気性が崩してしまうのか。最終巻となる次巻でそれを確かめさせて頂こうと思う次第です。
2012年09月27日
『あやかしマニアックス!4』
夏希のたね 先生が贈る変態あふれるいちゃいちゃノンストップの悶絶ラブコメ第4巻。
“メリー” さんのイラストもついに解禁となる中で初の短編集刊行と相成ります。
(イラスト:犬洞あん 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4797371338.html 】
“ターボ婆さん” はどこへ向かうんですかね、何か世界線を超えちゃったみたいですが。
何の気無しにひょっこり出てきてもおかしくはないですけど(苦笑)。そんな婆さんとの
やりとりもこなす “メリー” さんが表に出る出番が多くてホクホクな感じがしました。
それにしても “千枝” がコワいコワい(笑)。思わず “メリー” さんがたじたじになる
のも分かるというものです。“和樹” の父である “宋馬” のロリコン疑惑ならぬ確定
という事実があるから致し方ないと言うほかになく。・・・“和樹” も同類っぽいですが。
そんな “和樹” にやきもきする “ヒカリ” の醜態や “亜璃沙” の真骨頂が見られる
短編もあったり、相変わらずのヘンタイぶりを披露してくれる妖怪たちの登場もあって
安定したラブコメを突っ走っているかと思います。今巻も存分に楽しませてもらいました。
“メリー” さんのイラストもついに解禁となる中で初の短編集刊行と相成ります。
(イラスト:犬洞あん 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4797371338.html 】
“ターボ婆さん” はどこへ向かうんですかね、何か世界線を超えちゃったみたいですが。
何の気無しにひょっこり出てきてもおかしくはないですけど(苦笑)。そんな婆さんとの
やりとりもこなす “メリー” さんが表に出る出番が多くてホクホクな感じがしました。
それにしても “千枝” がコワいコワい(笑)。思わず “メリー” さんがたじたじになる
のも分かるというものです。“和樹” の父である “宋馬” のロリコン疑惑ならぬ確定
という事実があるから致し方ないと言うほかになく。・・・“和樹” も同類っぽいですが。
そんな “和樹” にやきもきする “ヒカリ” の醜態や “亜璃沙” の真骨頂が見られる
短編もあったり、相変わらずのヘンタイぶりを披露してくれる妖怪たちの登場もあって
安定したラブコメを突っ走っているかと思います。今巻も存分に楽しませてもらいました。