2012年05月09日

『魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉4』

コミカライズを担当する 柳井伸彦 先生のコミックス第1巻と同タイミングで登場となる
川口士 先生の原作第4巻。“ティグル” と “エレン” がそれぞれの敵と対峙します。
(イラスト:よし☆ヲ 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/843


圧倒的に不利な状況の下、ムジオネル軍との 「オルメア会戦」 に臨んだ “ティグル”。
彼を、彼の国を救ったのは持って生まれた人徳か、あるいは美女をたらしこむ才能か。
“エレン” と “リュドミラ” の姿勢がその一端を明示してますけど、まぁ、両方か。

そういった意味も含めて戦場で拾った “レギン” という少女の登場には新たな火種の
可能性も予想していましたが、これまた 「ブリューヌ王国」 に関わる重要なカードを
期せずして手に入れることになりましたな。今後の方針も定まって先行きが楽しみな所。

“サーシャ” を脅かす “エリザヴェータ”、“エレン” が対峙した彼女が持つ力の秘密。
あるいは “ティグル” と “リュドミラ” が戦った正体不明の敵。新たな勢力の登場に
よって “ティグル” たちの運命がどう左右されるのか、注目しておきたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル