2012年05月31日

『も女会の不適切(アイ・ド・ラ)な日常2』

発売されるやいなや 「ブログ、驚愕。Twitter、騒然。」 となった 海冬レイジ 先生の
新シリーズ第2巻。「否(≠非)日常系」ストーリーがますますエスカレートしています。
(イラスト:赤坂アカ 先生)

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_02


まずは当方の感想記事を販促用POPに採用して頂いた「ファミ通文庫編集部」の方々に、
この場より改めて御礼申し上げます。戴いたPOPは大切に保管させていただきます。

http://twitpic.com/9pqhzf
http://njmy.sblo.jp/article/55406096.html


さて、本編の話ですが・・・・こんな展開予想できるか!(笑) 前半の日常的なノリから
後半の怒涛の展開が更にひどくなってる!(褒め言葉) 丁寧に咀嚼したくなりました
のでじっくりと時間を掛けて味わいながら最後まで読ませてもらったところです。

・・・だって “リンネ” と “愛” の駆け引きが見どころなのかと思いきや別の次元まで
話が絡んでくるわ、忘れられた過去がトンデモない形でのしかかってくるわで “リンネ” の
機知がなかったらあの結末まで辿り着けません。自分じゃあたふたするだけでとてもとても。

あとはネタバレが気になって仕方が無いので実際に読んで確認してもらってもいいですか?
とお茶を濁してみたり(苦笑)。絶対に読んで損はしないと思っているシリーズですので。
3巻も期待のハードルを上げつつ 海冬 先生の執筆を心より応援する次第であります。

posted by 秋野ソラ at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年05月30日

『精霊使いの剣舞7 最強の剣舞姫』

『えむえむっ!』 も担当された 氷樹一世 先生が 「コミックアライブ」 でのコミカライズを
今夏から開始する、志瑞祐 先生の原作第7巻。“カミト” が奥の手を次々と披露します。
(イラスト:桜はんぺん 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/861


「──俺が〈最強の剣舞姫〉の剣技を見せてやるよ!」・・・うわぁ、あのタイミングで宣言
されたらもうカッコイイと言うしかないですね。そりゃあ女性陣も惚れるってもんですわ。
実際、チームの窮地を何度も救った八面六臂の活躍ぶりで功績としても大きいところです。

その代償とでも言いますか、“カミト” = “レン・アッシュベル” という図式が仲間内で
取り沙汰されることに。まぁ、それに構ってもいられない〈闇の精霊姫〉「三年前の真実」
といったキーワード、〈煉獄の使徒〉が一枚岩でもないといった事実に目は向くのですけど。

それにしても女性陣の性癖は大丈夫なの? “エスト” もだいぶ毒されてますが(苦笑)。
出し抜いたり、出し抜かれたりと油断ならない恋の駆け引きも相変わらず注目の的となる中
そろそろ 〈精霊剣舞祭〉 も大詰めが近付いているようで期待が高まると言えるでしょう。

posted by 秋野ソラ at 01:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年05月29日

『しゅらばら!5』

ドラマCDもリリースされて人気の高さを感じさせる 岸杯也 先生のドタバタ系ラブコメも
第5巻に突入。夏休みという特別な時期においてもちょっぴり修羅場な展開を迎えます。
(イラスト:プリンプリン 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/855
http://www.hobirecords.com/syura/


“真愛” には “壇” さん、“早乙女” には “鈴音” と身内に相談できる相手が居る。
“鷹奈” からすればその立ち位置には “一大” が収まるのですけど話に付き合ってもらう
ことで距離感は近づくとしても幼なじみの壁は崩せず、もどかしい関係が続きます。

そんな繋がりを抜け出そうと仕組んだ “鷹奈” ですが、今回は “真愛” のほうが一枚
上手でありました。“早乙女” に対しても抜かりない手の打ち様には思わず舌を巻くかの
ような感覚を抱きました。・・・金のチカラ、恐るべし。

謀略すら窺わせるほど、すでに形骸化した 「ニセ恋人」 の関係ですがこれでも女性陣3人
の関係は友達として維持できているのが驚異的。本気だとカミングアウトするのが先か、
“一大” が誰かに恋愛感情を意識するのが先か、鍵を握るのはそのタイミング次第でしょう。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年05月28日

『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 6』

満を持して、2012年秋のTVアニメ化が決定した 鈴木大輔 先生の大人気シリーズ第6巻。
言動からはなかなか思いが掴みきれない “アナ” の内面描写が見どころとなります。
(イラスト:閏月戈 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/856
http://oniai.com/


“秋子” との出会い、そこから更に “秋人” との出会いを経る日々において “アナ” が
感じていた思いを綴る小編 「那須原アナスタシア」。ホントに難しい人だなぁ、彼女は
と言うしかないですね。自分の中でも持て余すその感情の行く先は気になるところです。

「僕らとメガネとコンテスト」、確かに “秋子” のメガネのことは気に掛かっていた点
ですので、それを題材にした小編が読めたことで胸のつかえが下りる気分を味わいました。
・・・それにしてもこの兄妹は何だかんだ言いながらも揺るぎないな、「日常」 も(苦笑)。

特に “秋子” の揺るぎのなさは小編 「姫小路秋人も、ただ一方的にモテるだけではない」
で繰り広げられる “秋人” を肴にしたお風呂場トークでも感じることができるかと。あの
昇華レベルは確かにハンパないです。さて、次巻はどんな話が飛び出すか、楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年05月27日

『彼女の恋が放してくれない! 俺たちは手錠で繋がっているだけの健全な友達です。』

『断罪のイクシード』 を完結させた 海空りく 先生が打ち出すのは、突如手錠で繋がって
しまった少年と少女の日々を描くゼロ距離拘束ラブコメディ、ということで拝読しました。
(イラスト:有河サトル 先生)

http://ga.sbcr.jp/novel/kanojyonokoiga/


有河 先生の口絵がえも言われぬ背徳感をかもし出していて何かこう、いろいろと困ったり
するワケですがそこは 「いいぞもっとやれ」 ということで。サブタイトルも含めてやたら
長い作品名ですが、読んでみれば 「なるほどね」 という気にはなりました。

“此花” がなぜネガティブ思考な性格となったか。すべてはそこに絡んでくるというのが
ポイントになります。・・・思い返してみるといろいろと不遇すぎて泣けてきそうですけど。
想い人がそういうふうに繋がるんだろうな、というのは読み手として折り込み済みです。

すったもんだありましたが、今度は知る者・知らぬ者として新たな関係へと進んだ2人。
あとがきによると 海空 先生の妄想は溢れんばかり、とのことでこのシチュエーションで
どこまで話が膨らませられるのか注目しておこうかな、と思います。

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2012年05月26日

『木崎くんと呼ばないで!』

長物守 先生の 「第4回 GA文庫大賞・奨励賞」 受賞作。ボーイッシュな美少女と、彼女の
恋心を応援する美少女ゲーム好きの少年が織り成すラブコメディを読ませて頂きました。
(イラスト:みけおう 先生)

http://ga.sbcr.jp/novel/kizakikun/


みけおう 先生のイラストがカラーもモノクロも相当に完成度が高いのでキャラクターの
容姿を言動と結びつけるのは容易かなぁ、と。・・・これだけの美少女から少年然として
友達付き合いしてくるだけでも緊張しそうな気がしなくもないですけど。

ボーイッシュではありますが、ヘンに 「ボクっ子」 にせず 「天然少女」 としたことで
だんだんと振る舞いが女の子っぽくなっていく “湧” の演出がポイントですかね。
読み終えてからタイトルを振り返って見ると 「そうだよな」 と実感させられる所で。

“姫音” の秘密についてはもうちょっとページを割いてもいいかな、というか “タク” の
タイマン勝負に絡めたほうがよりインパクトが出そうな雰囲気でしたけど、まぁ、これは
これで上手くまとまったのでよろしいのではないでしょうか、ということで。

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2012年05月25日

『神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード』

榊一郎 先生が贈る 『神曲奏界ポリフォニカ』 の新シリーズ。先天的に耳が聞こえない
少女 “ウリル” と神曲楽士への情熱を失った少年 “ラグナス” が紡ぐ奇跡の物語です。
(イラスト:カントク 先生)

http://ga.sbcr.jp/novel/p-eyphonic/


そうですよねー、「ゲーマガ」休刊しちゃいましたし。連載されていたのは知ってました
けれども、こうして1冊にまとまったのは 「ようやく、やっと」 と言わざるを得ません。
電子書籍となった 「GAマガジン」 で連載再開とのことで、改めて注目しておこうかと。

「神曲奏界ポリフォニカ」も過去いろんな絵師さんに描かれたと思いますが、カントク 先生
ということで制服がチェックにチェンジしているのがポイント。他の絵師さんにも 「描いて」
とお願いするようなことは・・・・・・まぁ無いと思いますけど、大変そうですし。

楽器が演奏できなくても神曲楽士になれるのか? という問題に直面して思い浮かぶのは
やはり 「神曲奏界ポリフォニカRPG リプレイ」 で 三田誠 先生が演じた “ティアン”。
鍵を握る男としての登場に思わずニヤリとなります。リプレイの再開も希望したい所です。

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2012年05月24日

『パンツブレイカーG』

期待しつつも本当にくるとは思わずにいた 神尾丈治 先生のノーパン異能学園ラブコメ、
まさかの続刊登場。ほのかな期待と興奮を胸に秘めつつ、早速読ませていただきました。
(絵 : 丸ちゃん。先生 )

http://data.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75804321


まず結論から言わせてもらうと、今巻もめっちゃ良かったです。この感覚は間違ってない
と確信しています。なんと言っても通すべき筋はしっかりと通し、斜に構えつつも内面には
しっかりと熱く真っ直ぐな芯がある “正幸” のムダなカッコ良さがたまりません。

パンツを消す──。ただその能力だけを信じて生き死にの狭間に飛び込めるなんてかなりの
信念がないと出来ないですよ。何言ってんだ? と思うかも知れませんが、読み終わった後
胸に残る熱量はやはり読んでいただかないことには・・・と思う次第であります。

挿絵のギミックとか本作にふさわしい演出で、そういった点でも評価を上げざるを得ません。
次は 『Re:俺のケータイなんてかわいくない!3』 の執筆を予定されているとのことですが
その次には本作の更なる続刊が上梓されることを心より切望せずにはいられません。

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2012年05月23日

『ソード・ワールド2.0リプレイ 魔法少女フェアリーフォース!』

「僕と契約して・・・」 もとい 「妖精たちと契約してフェアリテイマーになってよ!」 という
ことで 秋田みやび 先生/グループSNEが 『ウィザーズトゥーム』 を扱った新作です。
(イラスト:すまき俊悟 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201202000679


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  GM : 「何ですか、この人」
  ハル : 精神的酔っ払いなのです。常時この調子なので、気にしないで欲しいのです。
  リィナ : ・・・・・・ひどいわ、このうさぎ・・・・・・でも、蔑まされるのは仕方がない・・・・・・
       そう、私は穢れたナイトメア・・・・・・(しくしく)。
  メイファ : リィナちゃん、実はスルーされることに喜びを感じ始めてるでしょー(笑)。
  リィナ : うふふ・・・・・・よくわかるわね、メイファ。そう、みんなのいやそうな顔を
       見るのが、少しずつ、恍惚に・・・・・・(にやり)。
  メイファ : もー。ドMなドSなんだからぁ(笑)。
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・・・何だろう、すまき 先生が挿絵を担当されると作品中で残念系キャラを目にする機会が
あるのは気のせいですかね(苦笑)。しかも “リィナ” だけではなく “メイファ” も
“カリン” も “ハル” もどことなく 「アレっ?」 と感じてしまう何かがあって。

そのあたりの話はあとがきにもある 「女子力」 に繋がっていくのかも知れませんが。
全員が女の子で妖精使い(フェアリーテイマー)、そして 「フェアリーフォース」 として
学園の雑事にあたるという異色の冒険譚、プレイ中もさぞかし姦しかったことでしょう。

「Roll & Roll」 誌に掲載された第1話でプレイヤーにしてやられて、書き下ろしの第2話
では言葉巧みな演出でその仕返しを果たす。GM冥利に尽きる展開でもあったと思いますし
楽しませてもらいました。ブレインTさんも含めお疲れ様でした、ということで一つ。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年05月22日

『アリアンロッド・サガ・リプレイ・ゲッタウェイ(3) 邂逅★ロマンティック』

藤井忍 先生/F.E.A.R. が贈る「ゲッタウェイ」シリーズ第3巻。ほのかなロマンスあり、
そして更なる窮地に立たされたり、と4人の逃避行にまだまだ安息は望めないようです。
(監修:菊池たけし 先生 イラスト:ヤトアキラ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201202000028


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  GM:では、最初はチコのみ登場で、ヒルダは好きなタイミングで登場してください。
  ヒルダ:了解。さて。私は一旦席を外そう(←ガタリと、椅子から立ち上がる渋沢さん)。

    なんで、外に出ようとするんですか!?

  ヒルダ:(そわそわしながら)いやほら、これからヒルダの中の人“渋沢さん”が
      萌えまくるシーンが始まる予感がしまくりなのだ・・・・・・。
  一同:・・・・・・・・・・・・。
  ヒルダ:そして、二巻のエストネルのシーンのように、取り乱してしまいそうなんだ!
      その前に“渋沢さん”をロッカーにしまっておかないと!(←力説)
  ギデオン:し、渋沢さん、面白すぎるだろ!(笑)
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・・・何だろう、すがのたすく 先生に負けず劣らずのこのリアクション(笑)。実際にどう
萌えたのかは読んでご確認頂くとして。彼女たちの「家」となった「ビルベリ」ですが、
情勢からして世界の命運を握る要地であることが腹黒い三連星の言からも見て取れます。

続々と彼の地、そして彼女たちを訪れる要人、更にゲストプレイヤーの言動から自分たちが
「守りたいもの」について考え、それを披露したあの演説は素晴らしいものがありました。
特に “ギデオン”。やる時はやってくれる彼の熱弁はMVP級の名演だと思います。

GMの異常な出目の良さを除けばバトル・スタイルにおいても安定した成長ぶりを見せる中、
自分たちの力だけではどうにもならない時代の流れにどう向かっていくのかと思っていたら
予想外の方法でゲッタウェイすることになった彼女たち。どこへ向かうのか注目です。

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2012年05月21日

『アリアンロッド・サガ・リプレイ・イェーガー 赤き死の花』

鈴吹太郎 先生/F.E.A.R. が贈るコードネーム「J」の物語。クールでハードでシビアな
リプレイが 『アリアンロッド・サガ』 シリーズの歴史に残る隙間を埋めていきます。
(イラスト:石田ヒロユキ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201203000017


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ファング : すごいな。スラスラとセリフが出てきてる。
  エメリー : そんな、田中さんほどじゃないですよぉ。
  チャイ : 口が回るのは妄言だけじゃなかったっちゃね(笑)。
  エメリー : ひどい!?(一同爆笑)
 _____________________________________


・・・イタタっ、第2の痛天使がここに顕現しましたよ(苦笑)。緑谷明澄 先生、恐るべし。
大竹みゆ さんが演じる “チャイ” と共にクールでハードでシビアなシナリオを払拭して
くれましたよ・・・って、メインテーマを拭っちゃだめぇ〜(笑)。

その分はカッコいいモノローグでシリアスな場面を演出する 田中信二 先生の “ファング”
と藤井忍 先生の “ルナ” が補ってくれた感があります。冤罪を晴らすべく日の当たらない
場所で奮闘する物語はドラマティックで、既存の歴史を繋げる絶妙さをも魅せてくれました。

“ルナ” は “オーレリー” や “ギィ” とも繋がりがあるので今後NPCでの活躍も期待できる
かも、ですね。あとがきでも触れられているとおり、既存シリーズとは違ったアプローチで
叙事詩を形作っていく点は興味深く感じました。機会があれば更に続く話も見たい所です。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年05月20日

『くいっくすたーと 3』

安達洋介 先生が「ゲーマーズ・フィールド」誌などで連載を続けている、TRPG部に所属
する女子高生たちのゲーマーぶりを描く 「くいすた」 第3巻。オビに 井上純一 先生の
推薦文を引っ提げつつ、満を持しての登場となります。

http://www.fear.co.jp/information/gfc_qs3_info.htm


カードはちゃんと混ぜておかないとああいった大惨事になりかねないので注意しましょう
という感じで一つ(苦笑)。ダイス目のいい平行世界・・・・行ってみたいですね、自分も。
“先輩” はOGになっても出現頻度が高いですな。後輩思い、と言っていいのか謎ですが。

相変わらず全力全開な “モモ”、儚いロールプレイが微笑ましい “サチ”、嬉々として
「ビーストバインドトリニティ」をプレイする“フミ”、お茶目なロールプレイを見せた “メイコ”、
下衆っぷりが板についてしまった “サクラコ” と今巻も見どころがいっぱいです。

#・・・まぁ、“先生” はリプレイでも神になったしなぁ(笑)。そして明かされた黒歴史(苦笑)。

「ドラゴンブック25周年記念 スペシャルブック」 のコミックも収録されていてイイ感じ。
「ドラゴンブックサポートショップ」 以外の店にも置いてあるのを見ると何となく嬉しく
感じてしまうのは自分だけでしょうか、などと言いながら次巻も首を長くして待ってます。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2012年05月19日

『ミニスカ宇宙海賊8 紫紺の戦魔女』

TVアニメ 『モーレツ宇宙海賊』 が好評放映中となっている 笹本祐一 先生の原作シリーズ
第8巻は髑髏星での騒動から海明星の秘密に迫るまでの “茉莉香 たち一行を描きます。
(イラスト:松本規之 先生)

http://asahi-novels.com/detail/index.php?IDX=195
http://asahi-novels.com/special/201204.php
http://www.starchild.co.jp/special/mo-retsu/


“グリューエル” の肝の据わりっぷり、慧眼の数々が相変わらず抜きん出ています。その
才腕にまたもひがみが入る “茉莉香” ですが、それも各々の立場や背負うものあってこそ
ということで納得できてしまうのはキャラが立っている証左なのかも知れません。

そして思いも寄らぬところから再び対峙することになった “ジャッキー”。彼の船も相当
やっかいな装備でしたが、彼自身にもとんでもない仕掛けありということで一層やりにくい
相手であることが判明。今後、ことあるごとにライバル的立ち位置で登場するのかも。

あとがきにアニメ制作の過程を見守る先生の思いが述べられていましたが・・・・ 『ARIEL』
アニメ化から20年も経ってるのか。昔、ビデオで借りて見た覚えがありますけど、時代は
変わっていくんだな、ということを別な視点から知覚するような感じを味わいました。

posted by 秋野ソラ at 01:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年05月18日

『ハイスクールD×D 12 補習授業のヒーローズ』

TVアニメ化を果たし、BD・DVDの発売も順次始まっている 石踏一榮 先生 の原作シリーズ
第12巻。前巻の衝撃的な引きから動揺が隠せないグレモリー眷属達のその後を描きます。
(イラスト:みやま零 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201111000167


今回は “木場” がだいぶ頑張りました。普段は冷静な彼も “イッセー” が居ない間は
随分と熱血ぶりを見せてくれましたし、“リアス” たちが失意の内にある中でもなんとか
彼女たちを支えようと孤軍奮闘するところは一つの見どころであったかと思います。

“バアル” からの思いも寄らぬ叱咤激励から生まれた一つの可能性が読み進めるごとに
少しずつ膨らみ始め、実を結ぶ瞬間を目の当たりにするのは展開としてやはり熱いものが
ありますね。それにしても “グレートレッド” にまであんなこと言わせるとは(苦笑)。

あとは “ギャスパー” もとんでもない切り札を持っていることが分かったこと、次は
魔法使いの契約が絡んできそう、という点が今後のポイントでしょうか。パワーインフレを
起こしてるところも気にはなりますけど、次巻は短編集ということでひとまず小休止です。

posted by 秋野ソラ at 00:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年05月17日

『スカイ・ワールド』

MMORPGをテーマにした 瀬尾つかさ 先生の新作。現実世界へ戻る術が見つけられない
ゲーム世界の中でそれぞれの目的、想いをもって生きていく少年少女の姿を描きます。
(イラスト:武藤此史 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201201000344


「蒼穹の果てを見る気は、ない?」── 突如現れた少女 “アリス” に誘われて自ら
オンラインRPG「スカイワールド」の世界に飛び込んだ “ジュン”。クエストマニアとして
単独で成長を続ける彼が出会った二人の少女のクエストを手伝う所から物語は始まります。

その内の1人、“かすみ” の目的と “ジュン” のそれとが一致するところから3人が
チームとして結束を強め、クエストをクリアするまでの過程も人間模様を交えつつ紆余曲折
あって楽しめる上に、そこから更に一ひねり入れてくるあたりは凝った趣向になってます。

表紙と奥付を見比べると、巻数が入っていると判断していいのかどうか迷ってしまう所に
編集部の期待感、不安感が入り混じっている状況を邪推してしまう自分がいたりするワケ
ですが、面白かったのでぜひ次巻以降も刊行してほしいと願う次第であります。

posted by 秋野ソラ at 01:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年05月16日

『僕と彼女のゲーム戦争3』

「電撃マオウ」 にて 大熊ゆうご 先生によるコミック連載が開始となる 師走トオル 先生の
シリーズ第3巻はチーム戦でJGBCに挑む現代遊戯部の活躍、新部員の登場を描きます。
(イラスト/八宝備仁 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1205.php#new6


“赤山” 先生も大変ですな(苦笑)。チーム戦で躍進を見せる現代遊戯部に対抗すべく
現れた他校のチームが出てきたことで新たな手に汗握るバトルが繰り広げられております。
図説の入り方がTRPGリプレイっぽくて未プレイの身でも分かりやすかったです。

バトルと言えばもう一つ、“岸嶺” のことが気になり始めている “杉鹿” の前に現れた
彼の幼なじみ “鷹三津” の登場で俄然、恋愛模様も一触即発といったところ。口絵を見る
限りでも羨ましさで殺意が抱けそうなほどです。八宝備仁 先生のイラスト、流石ですわ。

その二人に焦点が当たってしまったので部長である “天道” が一歩引いたような立ち位置
となっているのがちょっと不憫な気もしなくはないですが、ここから更に割り込みが掛かる
ようならまさに 「岸嶺、爆発しろ」 状態なのでゲームに恋に、と続きが楽しみな所です。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年05月15日

『メグとセロンVII 婚約者は突然に』

『アリソン』 『リリアとトレイズ』 に続く 時雨沢恵一 先生のシリーズもいよいよ最終巻。
大変なことになる “メグ” と “セロン” の2人が辿り着く1つの終着点を見届けました。
(イラスト/黒星紅白 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1205.php#new2


いやー、大惨事でしたねコレは。“新人君” の手紙が送られてきたタイミングもその内容、
“リリア” のアドバイス内容、新聞部が受けた依頼の内容、どれも絶妙のタイミングで2人
に絡んできたとしか言いようがありません。まさに不運でしたね、“セロン” にとって。

そこに “セロン” の煮え切らない態度が重なって “メグ” は随分とやきもきする形と
なりましたが最後は上手くやってくれました。「婚約者」はダブル・ミーニングになった
ワケですね。章題も含みのあるものが多くて上手くつけてきたな、と感じました。

黒星 先生のイラストがまた的を得た素晴らしいものばかりで言うことなし。「メグセロ」は
無事めでたく幕を閉じることと相成りましたが 「もうワンチャンあるで」 ということで
これまた期待が高まります。決意表明が実を結ぶその時がくることを楽しみにしておきます。

posted by 秋野ソラ at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年05月14日

『楽聖少女』

杉井光 先生 & 岸田メル 先生の 『神様のメモ帳』 コンビで贈る新シリーズ。魔術と音楽が
入り乱れる絢爛ゴシックファンタジー、ということで期待度MAXで早速読ませて頂きました。
(イラスト/岸田メル 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1205.php#new4


『さよならピアノソナタ encore pieces』 が発売された2009年10月の内には企画を挙げて
まさに 「満を持して贈る」 とはこのことか、と言わんばかりの作品をものの見事に上梓。
有無を言わさずオススメの作品と申し上げて良いでしょう。とにかく読め! 的な感じで。

安心のスターシステムでキャラクター同士のやりとりは一癖ありつつも面白く、世界観と
音楽との密接な関係には感心させられることしきりで、史実にあるものと在り得ないものが
混ざり合う今に戸惑う主人公 “ユキ” が導き出した結論と結果にも驚かされること然り。

“フレディ” が思いのほかいい役回りを演じていたのも私としてはポイント高めなところ。
“ゲーテ” や “メフィ” の願いが、“ルドヴィカ” や “ユキ” の決意が、そして謎多き世界の
有象無象がこの物語の展開にどう作用していくのか、期待は膨らんでいくばかりです。

posted by 秋野ソラ at 00:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2012年05月13日

『クーデレな彼女とキスがしたい2』

水口敬文 先生が贈るラブコメディの続編。恋人同士となった “和希” と “雪穂”。しかし
彼女の真意は図りにくく、そんな中で他の女の子に迫られてと混迷する恋模様を描きます。
(絵 : たろプン 先生)

http://data.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75804315


“楓花” も “藍那” も “八千代” も、いろいろと吹っ切れてしまって変人揃いだったり
するワケですが。そんな彼女たちが “和希” へとあの手この手でアタックを掛けるのとは
どうも温度差があると言わざるを得ない “雪穂” の言動の数々。

けれどひょんなことから彼女の家に招かれることになった “和希” が知った彼女の事情。
その過程を踏まえることでこれまで空回りしていた2人の歯車が少しずつ噛み合うように
なり、やがて彼氏彼女らしい距離感を築いていく。

この間に見せる「好き」という感情に、そしてその表し方に気付いていく “雪穂” の言動が
とても可愛らしくて 「これがクーデレの魅力か」 と頷くことしきりです。ひとまずここで
話としては区切りがついたと見ていいのかな。心密かに楽しませてもらった作品でした。

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2012年05月12日

『覚えてないけど、キミが好き』

『ギャルゴ!!!!!』 『神明解ろーどぐらす』 『泳ぎません。』 と 「MF文庫J」 にて作品を
上梓する 比嘉智康 先生が記憶喪失ラブコメディを引っさげて「一迅社文庫」に登場です。
(絵 : 希望つばめ 先生)

http://data.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75804314


妹である “ひなた” と朝のスキンシップ、5秒間のハグを欠かすことのない “吉足”。
一見しなくても怪しい行動をとる、いや、とらざるを得ない兄の秘めた思惑が物語の鍵の
1つを担います。・・・最大級の身の危険に至るのかと思いましたけどね、あの場面では。

そんな彼、“吉足” が抱える問題である 「身近な人との記憶を無くした」 という過去。
物語のもう1つの鍵であるその過去を知る “ゆらら” の登場、そして元恋人宣言によって
戸惑いながらも進行していく恋愛模様がやがては三角関係へと繋がっていきます。

そんな様子を描く中においてもコメディな要素を忘れずに織り込んでいく姿勢は 比嘉 先生
ならでは、と言うべきところでしょうか。明らかになっていない部分もあるように思うので
そこはもう1冊くらい出れば分かるのかしら、ということで希望しておくことに致します。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル