田中信二 先生/F.E.A.R. の 「デスマーチ」 シリーズ第6巻は “ピアニィ” たちが不在
となる 「フェリタニア合衆国」 の窮地を救うべく奮闘する “アキナ” たちを描きます。
(イラスト:猫猫猫 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201111000169 】
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ドラン : しかし、ピアニィが不在の間にそんな重大なことを決めちゃっていいなりか?
マルセル : 勝手にこちらに任せたのは向こう。このくらいのことはさせてもらう。
GM : いいと思いますよ。その整合性は『無印』で菊池さんが取るわけですし。
ドラン : ちょっ!? 言われてみれば!
GM : ということで、がんばってください(笑)。
ドラン : くっ・・・・・・『デスマーチ』から無茶振りがくるとは!(一同笑)
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何を決めてしまったのかは本編でご確認いただくとして、思いも寄らぬ無茶振りをされた
菊池たけし 先生もやられっぱなしではないところを見せてくるあたりが 田中 先生の
二つ名 「かわたな」 の意味を改めて体現するかのようで、ご苦労様なことでございます。
アルディオン大陸がひとまずの纏まりを見せたかと思いきや再び分断し、フェリタニアに
大挙してくる。しかも肝心の “ピアニィ” たちが居ない、という二重苦、三重苦に対し
文字通り “アキナ” が体を張って最前線で敵を食い止める展開が話の見どころです。
「デスマーチ」シリーズでも適用されることになった大規模戦闘ルールにおいてもその
姿勢を貫くことになりましたし、総司令官様ですのに(苦笑)。かくて “アンソン” との
駆け引きにおいて決定的な選択肢を突きつけた彼らの辿り着く先が気になるところです。