サイトーマサト 先生が送るハイテンション・つっコメディ第6巻は “まどか” に対する
敵愾心丸出しの新人アイドル登場で現場もプライベートも油断ならない雰囲気です。
(イラスト/魚 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1203.php#new7 】
サイトー 先生が言葉で際どい所を攻めてくるのは相変わらずですが 魚 先生も負けじと
イラストで攻めてくるのが素晴らしい。その姿勢、好きですよ。“まどか”と“良人”、
二人のボケとツッコミの小気味良さも絶好調で楽しませてもらっています。
前巻で嵐の予感を見せた “陽菜乃” が登場するも、意外に憎めないキャラクターであり
背景を抱えているということで予想していたほどギスギスすることもなく、むしろ新人の
窮地に手を差し伸べるくらいの余裕を見せるくらいでどこか安心するものがありました。
突然、ラジオのパーソナリティとして巻き込まれたところから自分なりに将来の選択肢
としてのエンターテインメント業界というものを改めて見つめるきっかけになった夏休み
最後の日に飛び込んできた驚天動地の大事件。話がどう動くのか注目したいところです。