2012年03月18日

『彼女を言い負かすのはたぶん無理 3』

ディベートをテーマに描く うれま庄司 先生のラブコメ第3巻。停学処分の “アイラ”
以外にも “詩織” との距離も縮めつつある “祐也” に部廃止の危機が迫ります。
(イラスト:しらび 先生)

http://www.php.co.jp/comics/smash/


・・・まぁ、オビもオビなんですけど、ある意味チャレンジャブルとでも言いますか(苦笑)。
個人的にはオマージュしていく中で業界全体の盛り上がりであるとか、横連携が得られる
のであればこういう危険球には寛容というか、楽しめてしまうのが私です。

さて本編ですが、引っ込み思案な “詩織” とタッグを組んで部の存続を賭けたディベート
に臨むことになった “祐也” を取り巻く青い春な恋模様を「爆発しろ」と言わんばかりに
描いております。どっちつかず過ぎないか、という気もしなくはないですけど。

ディベートで対峙する、元ディベート部で生徒会長の “駒田” との討論の中で垣間見る
“詩織” の内面、そしてディベートの結果が特に印象的でした。“アイラ” とも対等に
向き合える強さを得た彼女、そして “アイラ” を前に “祐也” が選ぶ道が気になります。

posted by 秋野ソラ at 11:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル