2011年12月29日

『僕と彼女のゲーム戦争(2)』

有名ゲームが実名登場、という業界からも注目を集める 師走トオル 先生の人気シリーズ
第2巻は新メンバー勧誘に向けて “岸嶺” たち 「現代遊戯部」 のメンバーが尽力します。
(イラスト/八宝備仁 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1112.php#new9


・・・金髪ロリ巨乳とかイラストレーターの選定勝ちだろコレ(苦笑)。ゲーム好きなのに
「現代遊戯部」 には入らない、と意地を張る “杉鹿まどか” の事情を織り込むことで
仲間意識をより強くできる展開に繋がったかと思います。何かを賭けて戦うのは熱いです。

「TPS(三人称シューティング)」よりも「FPS(一人称シューティング)」ということで
それらのゲームにありがちなテクニックであるとか、ネットワーク対戦型のゲームには
避けて通れないあれこれなど、解説も話の流れを損なわない形で盛り込まれていました。

FPSゲームをプレイする中で、割り当てられた役割の意味、更には「1人じゃない」ことの
素晴らしさを認識していくところが今回の肝だと思いますが、その背景に 鈴木鈴 先生の
FPSゲーマーぶりあったりするなど、別な側面でも楽しませてもらったと言えましょう。

posted by 秋野ソラ at 03:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル