2011年12月24日

『アクセル・ワールド(10) −Elements−』

川原礫 先生の大人気シリーズ第10巻。刊行と同時にリニューアルされた公式サイトの
内容にアニメ化への期待を沸かせる中、今巻は短編集でエピソードを綴ります。
(イラスト/HIMA 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1112.php#new2
http://www.accel-world.net/


「遠い日の水音」。「バーストポイント」 の特性を活かし “ハルユキ” が窮地に陥って
しまうお話。こうして読み返してみると “アクア・カレント” の意味深長なセリフの数々が
気になって仕方が無いですね。再来の時に何が起こるのかも含めて楽しみが増えました。

「最果ての潮騒」。“ハルユキ” の別なピンチの裏で “黒雪姫” が遭遇していた陰謀。
圧倒的な強さを持つ彼女でも苦戦する相手を助けたのは・・・・・・まさに意外な人物でした。
あとがきにもあるように “黒雪姫” 視点で話が進んでいくのは珍しくて新鮮な感じです。

そして「バーサス」。abec 先生のゲストイラストも交えて 『SAO』 とのクロスオーバー
を果たす、まさにお祭り企画。“キリト” さん、やっぱりパネェっす。2作品には一応
繋がりは無い、ということで了解しました。いずれも珠玉の小編、堪能させてもらいました。

posted by 秋野ソラ at 02:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル