2012年2月24日にドラマCDも発売となる、岸杯也 先生のちょっぴり修羅場なドタバタ系
ラブコメディ第3巻。ついに3人のニセ恋人たちが顔を突き合わせる展開を迎えます。
(イラスト:プリンプリン 先生)
【 http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/786 】
【 http://www.hobirecords.com/syura/ 】
ようやく修羅場っぽい局面が訪れた、ということで面白くなってきた感じです。今までは
「“一大” しか知らない」 はずだったのに今度は 「“一大” が知らない」 ということで
三者三様の駆け引きが楽しめそうな予感がします。
ポイントになるのは “早乙女” も “真愛” も “鷹奈” も、ニセ恋人だとバレたのにも
関わらず互いがそれぞれを友達として見ているというところ。。そのあたりを踏まえた懊悩が
ギスギスしすぎない、一歩踏みとどまった関係を維持している点に注目が集まります。
そんな3人の想いが、今回の “真愛” の窮地を救うべく止む無く手をとったあたりに
表れています。・・・その過程で 「彼女」 が想い極まって突っ走ってしまったワケですが、
それに対して “一大” がどういう答えを導き出すのかが次巻の楽しみと言えましょう。