吉平善哉 先生による 「コミックアライブ」 での連載も続いております、志瑞祐 先生が
送るエレメンタル・ファンタジー第5巻。聖剣無き “カミト” は立ち直れるのか──。
(イラスト:桜はんぺん 先生)
【 http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/783 】
“エスト” ── 〈テルミヌス・エスト〉 として共にあった聖女の辿った結末に触れた
“カミト” ── 自身の存在、そして呪いに打ちひしがれた彼女との契約破棄を彼に迫る
“レスティア” ── かつての契約精霊の胸は未だ計り知れない。
ということで、それでも “エスト” を選んだ、彼女の全てを受け止める決意を固めた
“カミト” が男らしいさまを見せてくれました。叶えたい願いが見つかった、と口にした
その気持ちが、彼自身の成長の表れでもあるのだと思います。
・・・聖剣を失うという失意の中、なんとか頑張った彼の分、“クレア” たちは随分と空回り
していたようにも思います。もちろん彼女たちも頑張っていないワケではないのですけど。
新しい気持ちで 〈精霊剣舞祭〉 に挑む “カミト” たちの活躍に期待したいところです。