「ドラマCD付予約限定版」 も同時刊行となる 松智洋 先生のシリーズ第11巻。“希” の
一歩進んだ行動に続いて、今度は “千世” が手の内を見せない行動にうって出ます。
(イラスト/氷川へきる 先生)
【 http://dash.shueisha.co.jp/-mayoineko/#b11 】
いつぞやの春の水戸コミケでお話を伺ったこともあってか、先生方お二人の組み合わせが
実現したところをこうして拝見すると感慨深い気持ちに似た感情が湧き上ってくる気がする
のはたぶん気のせいじゃない、と思う今日この頃。
自分の気持ちよりも、自分を支える家のことを選んだ “千世”。その想いを、そして立場を
誰よりも知る “夏帆”。ライバルの一人として、本心を偽る嘘つきであるからこそ許せない
仲間の嘘に憤慨する “文乃”。三者三様の言動が見どころであったかと思います。
氷川 先生と言えば、本作と同日刊行となる 『ぱにぽに(17)』 で一足お先にシリーズ完結
を迎えた点も記憶に新しいところですが、『迷い猫オーバーラン!』 も次巻でついに最終巻
ということで、やはり焦点が当たるのは “文乃” ですかね? 発売を楽しみにしておきます。
#次巻の絵師が みつみ美里 さんとは・・・。これまたとんでもないコネクションですなぁ・・・。