様々なムチャ振りに応えてきた 田中信二 先生/F.E.A.R. の 「デスマーチ」 シリーズも
5巻目に突入。今巻も 菊池たけし 先生からの無理難題が待ち受けておりました。
(イラスト:猫猫猫 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201108000170 】
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アキナ : ・・・・・・く。
GM : ・・・・・・・・・・・・く?
アキナ : く、悔しい──っ!? でも、面白いっ──っ!?
今までのセッションでもこんな体験、初めてです! でも悔しいなぁ〜。
ドラン : アキナが、壊れたナリ(笑)。
アキナ : 今回は、打ちのめされましたよっ!(←かなり興奮気味)
ギィ : そんな、面白そうに打ちのめされなくても!(笑)
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読んでいる側としても 「やられたッ!」 という、まんまと引っ掛かった感が強かったです。
妙に清々しい上にかなりテンションも高くなって、その勢いで最後まで読みきりました。
ムチャ振りへの応え方として素晴らしいものを魅せてくれたとしか言い様がありません。
“マルセル” の婚約者候補も出てきて 「これはッ!」 と思いましたけど今回は空振り。
『ノベル』 シリーズの “ラピス” も登場してリプレイ上でも鈍感ぶりをアピールする
ことになった彼の先行きが思いやられます。が、それを見ているのが面白いワケで(苦笑)。
“オーレリー” と “ギィ” のやりとりも定番となってきました。好きだなぁ、マム。
“アキナ” も 「ノルウィッチ」 を守るという使命を果たそうとする中で成長する様子が
見てとれて感慨深いものがあります。
今巻へのムチャ振りに対する回答として面白いシナリオ、そしてセッションに仕上げてきた
第9話、第10話の内容を受けて 「無印」 の菊池たけし 先生、そして「ゲッタウェイ」の
藤井忍 先生がどう対応してくるのか、楽しみです。
#『デスマーチ』 も挿絵の使い方は近年のラノベに並ぶくらい先駆的だと思う今日この頃。